貴方と云う
眼耳鼻舌身意を
具えた存在が
今生のこの世界に
等しく存在する
あらゆるモノに触れ
貴方が
どのように捉え
どのように想い
どのように考え
貴方と云う人間を
どのように
動かすにも
其の全ては
貴方に全権がある。
貴方は、
貴方らしく生き
貴方らしく
存在している。
どんな時も
それが
貴方が選んだ選択だから。
この世界には
多くの決まり事がある。
教理、道徳、法に至る迄
全てを守り
生きている人は
少ないだろう。
人はとても
弱く狡い生き物だから
良くも悪くも
人は誰かのために、と
自らだけでは
及ぶことのなかった
行動に挑む生き物だ。
誰かのために、と
貴方が、禁忌を破る
行いは、
誰のためにもならない
貴方の選択
貴方の狡さ。
それを誰かのために
自分は⋯と
自分が犯したことを
他人のセイに
してしまう醜さは
貴方と云う存在を
却って貶めてゆく。
取り繕おうと
取り戻そうとする程に、
貴方と云う
どのようにも
生きれた筈の人間を
貴方自身が安易にも
自ら貶め穢し
とても醜悪な
人ではない生き物のように
してしまう。
この世界での
貴方の在り方に
責任をとれるのは
貴方しかいないのに
貴方が、貴方の行いの
責任を手放そうと
試みれば
貴方は、
地に足着けて
生きることも難しく
じっくりと
なごみ、休むことも
適わずに
隷属的に
貴方とは違う
別の何かに
貴方の人生が
支配されているように
感じてしまうことだろう。
何をどのように
捉えているかで
今の貴方らしさや
貴方の意志が示される。
貴方らしさが
ソコに有り
その様を観る人が
どのような人かは
知れないけれども
人それぞれに
貴方らしさを見出しては、
その様を観る人らしさを
発信してゆく
限られ時を生きる
人の営み。
とても自由だ。