王様の耳は驢馬の耳 | 王様の耳はロバの耳

王様の耳はロバの耳

普段口には、しないで
済んでいることを
こっそりと、呟いて…

人は、誰もが
愚かしくも、
あまりにも、簡単に

与えられ具えていた、
徳や尊厳を自ら失くし
迷ってしまうことを
私が忘れぬ為に書く
普段は口にしないこと。


無知な私は
おぼろげに

この国では
おとり捜査が
禁止と聞いて、

なるほど、
おとり捜査は
止めれた筈の犯罪を
そそのかす行為でも
あるからだろう。と

この国が
性善説に基づいた
優しくも気高く
寛容な国政に

国民として
幾ばくかの誇りを
感じたことがある。

特殊詐欺に対抗し
おとりに成って

犯罪組織を摘発する
やり方に

少しの寂しさ侘しさを
感じながら

弱者をそそのかす
詐欺行為を前に
致し方ないことなのか…

ソコで、誰かが
責任をもって
犯罪を止めても

犯罪に手を染める者は
他所でまた
犯罪を犯す。と
思われる世の中。

特殊詐欺に荷担する
犯罪者もが
拐かされて誘われて
そそのかされて

犯罪を犯さずには
いられなくなる
被害者であることもある
この世界。

おとり捜査も
救済の一つに
成るのだろうな。