王様の耳は驢馬の耳 | 王様の耳はロバの耳

王様の耳はロバの耳

普段口には、しないで
済んでいることを
こっそりと、呟いて…

人は、誰もが
愚かしくも、
あまりにも、簡単に

与えられ具えていた、
徳や尊厳を自ら失くし
迷ってしまうことを
私が忘れぬ為に書く
普段は口にしないこと。


伝言ゲームで
人という生き物の
恥、業に罪が
よく分かる。

ありのままを
見た筈なのに

貴方と云う人が
貴方が見たモノ
気付けたモノを

他者が見れず
気付けぬと思い
貴方が色を付けてゆく

今のわたしも等しく
ろくでもないことに

わたしを刻むように
物語る

わたしらしさで
彩って

彩る世界の優しさに
心安らぐ
わたしが居る。

ありのままを
ありのまま
受け取ること適わずに

自身の色で汚しては
心煩うモノが居る。

自身が彩った
ありのままとは
違うモノを

他者に提示し
何処が違うのか?と
何が違うと云うのか?
他の誰かだって
このように…と

他者に
すがり乞うように
訊ねる姿は

情けのないことに
けじめなく
とても
憐れに見えてゆく