出来ていること。に
出来ていないこと。が
誰にでもある。
気付けずに
自分は出来ている
つもりになって
自分の
出来ていないことに
目を向けない者は多い。
自分の弱さ、
至らなさに、気付き
一人、己と向き合って
改良する、努力に
勤しむことを
誰かや、何かの
所為にして、
自分の弱さに荷担し
自分だったら
こうするのに
ああするのに
何故に、あの子は…と
焦れて灼かれて
我慢を発症し
あの子が、貴方の前で
出来ていることに
目を向けることもなく
あの子が、貴方とは
違う選択をすることで
貴方の心が揺さぶられ
焦れて灼かれて
堪らずに
自分は、
放っては置けない。と
あの子よりも
世にスレ、穢れた
器の小さい臆病者が
自分の弱さに屈し
あの子の前で
これみよがしに
何かをしてやったつもりに
なって振る舞う。
業火に燃え盛る者は
勢い付いて
奥歯噛み締め
愛憎の炎を滾らせて
泣きながら憤る
何がそんなに
悔しいのか
何がそんなに
苦しいのか
自ら業を深めてゆく。
己が臆病風に吹かれ
新たな業を生成し
己が、人並みの
信心、信望(辛抱)
先生や親と
呼ばれる誰もが
一人、耐え忍び
越えることを
求められている。
どんなに先を
生きてきたとしたしても
焦れて灼かれて
己の弱さに荷担して
あの子のところまで
引き返し
これみよがしに、
何かをしてやった
つもりになって
其の瞬間に
貴方が出来ていないことを
あの子は出来ていることに
気付くことが出来ずに
競い争い競り合い
張り合い
追い越し、蹴落として
ほら、どうだ
お前も、こうやって
付いてこい。と
幾ら、挑もうとも、
其の瞬間に
貴方が、出来ていないことが
出来ている、あの子は
貴方に、付いてゆかずに
貴方を、哀しそうで
慈しみ深い表情で
見送ることだろう。
心配、不安尽きない
エゴイストの悪夢は
臆病風から、
考えたらじっと出来ずに
直ぐに動き出すことばかりを
積んで来た者の病だろう。
改善すべきは
直すのは誰かを
考えれば、ほら、
なぁんだ。
誰もが、一人一人
闘う戦士、
誰もが、目の前で
愛しい者が溺れていたなら
じっと出来ずに
後ろを振り向かず
飛び込んでゆく。
そうすることが
信望(辛抱)することより
楽だから。
無垢で無邪気な者は
違うんだ。
アダルトチルドレンと
呼ばれる子供は
静かに待てる。
無知かも知れないし
術を知らないかも
選択がないからかも
知れないけれど
どこで刷り込まれたのか
具わっていたからか
ただ、可哀想な存在ではなく
強く、気高く、尊くもある。
手のひらを太陽に向けて
透けてみえる
手のひらの中のような
卵の殻の中に
居るのかも知れない。
何時、孵るかは分からない。
生まれて来ている人間が
そんな状態に
成っているのを
見れば
焦れる気持ちは
誰だって分かる。
殻を破り、
何を選択するかに
衝撃を受け
傷つくこともあるだろう。
もし、貴方が
衝撃を受け
傷付いてから
あの子のことを
心配し
放って置けないように
感じたならば
それは、間違いなく
あの子の為ではない。
自分の弱さと
向き合って
今、辛抱(信望)信心
努力している者ならば
誰もが気付けることがある。
誰もが、一人一人
各々が、今、
そうして、
生きれていなければ
それは、悲劇か
淡く儚い
束の間の幸福を
切り取った
絵本の最後のように
上辺繕われた
世界だろう
ソコから人は
一人一人の世界に帰る
一人一人の世界に帰り
一人に成った時に
煩うのは
己の弱さに荷担して
淡い夢を望むからだろう
今、己の弱さに
屈することなく
向き合い、生きる
努力をする者は、
孤独に陥ることなく
誰かや何かに
寄り添われ支えられ
照らされ導かれる道を
見失うことなく
己の弱さに
打ち勝ち生きて
時折、見えなくなった
迷いの海を
稜線の彼方に思い出しては
手を合わせ、
再び、前を向いて
歩きだしてゆくだろう
人と云うモノは
愚かしくも素晴らしい。