王様の耳は驢馬の耳 | 王様の耳はロバの耳

王様の耳はロバの耳

普段口には、しないで
済んでいることを
こっそりと、呟いて…

人は、誰もが
愚かしくも、
あまりにも、簡単に

与えられ具えていた、
徳や尊厳を自ら失くし
迷ってしまうことを
私が忘れぬ為に書く
普段は口にしないこと。


お仕事を
なさっている人に
配慮せず
感謝の念も抱かずに
横柄な態度を取る人は

その場に居合わす
衆人環視に

お仕事をなさっている
相手よりも、

自分の方が
上の立場であるように
見せかけている
つもりでも

お仕事を
なさっている人の
仕事なのだから…と

気遣い配慮
感謝の念を抱かずに
横柄に接する人は

ソコに常日頃の
自分の在り方を
重ねて見ている、
着飾るカラスのように

常日頃の
仕事ぶりが
透過される現実に
気付けずに居る。

怠惰に、惰性に
周囲への
気配りも配慮もなく

仕事に前向きに
打ち込む姿勢もなく

懸命に、精一杯の
想いを込めて
仕事にのぞみもせずに 

当然に、感謝や
労いをかけられず

感謝や労いを
受ける同僚の
仕事ぶりを
要領が良いだけと
嘲っては
 
彼の隣人
意地悪爺さん
そのモノのような
有り様で

自らが仕事を
している時に

遊んでいる周囲の者を
楽をしていると
ナメて馬鹿にし軽んじ

自らが世界を
自ら腐し、腐らせて

己が働いていることを
何かのため。と
自己責任を担えずに

何かのために
何故自分が…と
この世界で

自分ばかりが
苦を背負い

自分とは違う者が
楽をしているように
思い込んでゆくという

我慢と云う
情けのない
甘えた病を発症し

自らが余暇の際には
お仕事をなさっている人に
意趣返しを行う
己が有り様を晒しては

可哀想なことに
残念な姿に成ってゆく。

誰かが、指摘しても

体面、体裁、世間体を
傷付けられたように
捉えては

意地悪く

どこででも
子供でも知っている
彼の隣人のような
有り様のまま

指摘して来た相手に
意趣返しを行っては

一度でも
信望(辛抱)出来ず
己が業に罪を背負えずに

意趣返しを
行ってしまえば

己を制することすら
難しく

自業自得
因果応報

自ら、業火を纏い
妖怪火車が如く
止まること適わない
 
自業自得
因果応報

自らが、主観に
囚われて

自らが
意趣を返してしまった、
相手が

意趣を返してくることに
身構え続ける。

一度でも
自らの業に罪を
背負い続けることに

あと一歩の
信望(辛抱)
努めること適わずに

意趣返しを行えば

自業自得
因果応報に

自らを制すること
難しく
ゆくところまで
勢いで
行ってしまっては

自らが業に罪を
背負うこと適わずに

誰もが知っている
彼の隣人の如く
隣家の犬が悪いと
攫い、あたり
撲殺し、灰にしても

己は何も悪くない。
己に恥をかかせて
馬鹿にして
ナメてかかり
嗤っている奴が悪い。と

独り、
ゆくところまで
突き進む

誰もが聞きたことのある
彼の隣人
そのモノの有り様なのに

傲り、油断すれば
誰もが、あっという間に
引き止める間もなく
転げ落ちてゆく。

違いに気付けず
他の苦労を労い
尊重すること適わずに

自分が苦を感じる時に
楽をしている者を見て
敵や仇のように
我慢を煩い妬んでは

何を堪え
積んでいるつもりに
成るよりも

積むのを止めて
怠けた己の業に罪を
罪悪感として
己が恥、背徳
罪を背負えることが
有り難い。

お仕事を
なさっている人に
対して、

どのように
接するかに
 
常日頃の姿勢
有り様が
見えて来る。

無垢で無邪気か
垢に塗れ
邪気を帯びているかさえ

常日頃の有り様が
透けて見えてゆく

有り難いと思うのか
すいませんと思うのか
其の時々に人其々に
用いる言葉からも

其の時々の人其々の
業にエゴが有り様が
透かしのように
浮き上がって見えてくる。

己と違う存在を前にして
彼の隣人のように
成ってしまわぬように
努めることが出来るのは
今の自分しかいない。
 
自分のエゴに
取り憑かれ
己を制すること適わずに

己が業に罪を
背負えずに

己が人生を今、
己の在りたいように
生きている。と
想うことさえ適わずに

誰かや何かが
気にかかる者は

あと一歩
堪えるべきところで
己を制すること適わずに
自らが業にエゴを深め
自らが新たな業を生成し

其の己が業を
自らが背負うことも
儘ならず

ただ、悔いを
抱えたまま
償いに生きることもなく
己が業に罪の報いに抗って

人は、彼の隣人の
抱えていただろう
苦痛を自ら味わっては
己自身を試しているように映る。