私事ですが、息子が30歳になりました
そして、私もそれなりに年齢を重ね、「親亡き後」を真剣に考えなければならない・・
と、少々焦ってきました
先日、あるイベントで「特定非営利活動法人あじさい園」のご紹介をさせていただく機会がありました。
息子も同行していましたが、ビックリするほど大人しく、落ち着いて席に座って聞いていました。
お隣の席の方から
「何年生?」と聴かれ、
「幼く見えますけど、もう30なんですよ。」と答えると
先ほど紹介した知的&発達障害の子だと気づいて下さり
「ごめんなさいお母さんの言うことをちゃんと聞いて偉いわね」
「うちの子は・・」
と話されました。
昨日、近所の公園に行ったら
歩行訓練をしている子とお母さんに会いました。
息子たちが元気いっぱいにサッカーをしている様子を、複雑そうに見られてました。
「学校はお休み?」と尋ねると
「幼く見えるけど27です」とお母さん。
「ごめんなさいそこにいる子も幼く見えるけど30になりました」
障がいの状況は違うけど
どちらが良いなんて言えません。
30になった息子は
拘りも多く
今でも、癇癪をおこして
幼子のように泣きわめくこともあります
健康でも、30の息子さんは
やんちゃかもしれないし
お嫁さんの言いなりで、お母さんのところには来てくれないのかもしれないし・・
人と比べても
しょうがないなぁと思った次第です
今あることに感謝したいと思います
ボランティアさんが「ウノ」をプレゼントしてくださいました。
みんなで遊べるものが、また増えました
「あじさい園は、遊んでばかりでつまらん」
とは言わないでください。
(午前に、チラシ折込作業を頑張った後です)
みんなで遊べるためには
社会性が必要です。
自分もみんなも楽しく遊ぶためには
相手の気持ちを慮り
思いやりを持たなければいけません。
大切な訓練でもあるんです。
だけどねぇ
もしかしたら
子どもの頃
「そんなことばかりして遊んでないで、勉強しなさい」って
言われてた人たちじゃないのかなぁ・・と
思うことがあります。
8050世帯の方。
親御さんから「就職しろ!」「結婚して孫の顔を見せろ!」
と言われているらしい。
とっても親孝行な方だけど
それはちょっと過干渉じゃない
親亡き後を心配する親御さんの気持ちは
痛いほど分かります。
だけど
自分の力だけではどうにもならないこともあります。
結婚相手や孫の人生は?
将来結婚相手に面倒を見てもらうために「結婚しろ!」って
世の中には
いろんな考え方の方がいるわけだから
否定はしないけど
その考えを
他の人に強制するのはいかがでしょう
例え親子であっても
子どもの人生を親が決めようとするのはどうなのかなぁ
と思います。