野球観戦にご招待していただきました。 | NPO法人あじさい園の活動報告

NPO法人あじさい園の活動報告

引きこもりや精神疾患(発達障がい含む)の人の社会参加のための活動です。それぞれのIPPOを大事にしています。

4/29(祝)

福岡ソフトバンクホークス様から、メセナシートでの観戦にご招待していただきました爆笑

株式会社 関家具さまからのご提供です。

 

特定非営利活動法人あじさい園からは、10名で行かせていただきました。

 

この日の対戦は、埼玉西武ライオンズ。

今日は負けるかなぁショボーンと諦めムードが漂う中

柳田選手の逆転サヨナラホームランで、奇跡の大勝利ビックリマークとなりました。

 

大きな音や、黄色い風船で圧倒されるような景色になることが苦手な子は

コンコースに避難してました。

感覚が過敏だったり不安が強い子には、そんな子は多いですウシシ

 

だからと言って

観戦そのものが嫌いなわけではないんです。

「みんなと同じように席に座って風船を飛ばすのが応援のセオリーだ」と決めてしまったら

その子は、お出かけ(社会参加)そのものができなくなります。

 

苦手な部分は、工夫して回避する。

それでも、自分なりの楽しみ方をして笑顔も見せてくれました。

 

 

 

この日は朝から大雨でした雨

初めて、JRや高速バスで行くと計画していた息子。

今更、車で行くなんて変更は受け入れられません。

そう言えば、何年も旅行らしい旅行はしていないけど

息子は、自分で旅行計画を立て、その通りに行動することが好きでした。

今回も何週間も前から、JRや高速バスの時刻や料金、乗り継ぎのバス停やそこからの道順・・

全部自分で調べてメモし、頭にもバッチリ入っていました。

 

凄いなぁ爆  笑と感心すると同時に

その計画が崩れた時のパニックを考えると滝汗

 

こんな時の主導権は、完全に息子です。

いつもは私の後ろを歩くことが多いのですが

主導権を与えれば(関心のあることなら)

どんどん先に進んでいきます。

息子の頭はフル回転して、楽しくて仕方ないようです。

私は、息子を見失わないように付いて行くだけです笑

 

 

 

障がいや引きこもりの子の支援をしていると

「うちの子には好きなことがない」と言われることがあります。

そうかなぁはてなマークうーん

 

小さなことでも、よーく見ていれば

目の色が輝く時と、興味を示さない時があります。

小さな興味の芽を見逃さないようにしてほしいな。と思います。

 

それがお母さん(お父さん)の希望とは異なることがあるかもしれない。

子どもが小さい頃に

「好き」を表明しようとしたときに

「そんなものダメよ」と繰り返しませんでしたか?

言わなくても、怖い顔をしませんでしたか?

 

その繰り返しによって

彼らは「好き」を表明することに臆病になっているのかもしれません。

 

できないことがたくさんあっても

「好き」なことがあることは

生きる力になります。

 

もし今、「好きなことはない」と言っているのなら

まずは「今日の夕飯何食べたい?」「おやつ何食べたい?」からやってみてください。

「なんでもいい~」絶望と無気力に言うのなら

2択や3択から始めてみましょう。

そして、せっかく希望を口にしたのなら

ちょっと無理をしてでも

「そんなのダメむかっ」と一蹴しないでください。

まずは受け入れてあげてくださいニコニコ

「○○が食べたい」ということよりも、

「自分の希望をお母さん(お父さん)が受け入れてくれた」という満足感が大事です。

 

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今年度も

子どもパートナーズHUGっこさんの活動で使われる

食材の仕分けボランティアを継続することになりました。

 

自分のことでいっぱいいっぱいな子もいますが

人の役に立つこと、人に喜んでもらうことを

自分の喜びにできたら

楽になれるんじゃないかなぁと思うことがあります。

 

 

 

少しずつ、内職作業もしています。

 

 

今週は、公園でサッカーもしました。

 

 

照明器具と作業用長机を寄付していただきました。