私的な妄想小説です
楽しめる方のみお進み下さいm(_ _)m
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「・・・・・。
ショウちゃん食べながら本読むのやめれ~」
あと少しで読み終わるからとサトちゃんが持って来たパンを片手に本を読み続けてるショウちゃん
サトちゃんが思うにショウちゃんは…
文字の勉強はとっくに終了しているのに読み始めた本が面白くなって止めれなくなってるようです。
さっき見た事を話したいのに、本に集中してるショウちゃん。
少しムッとしたサトちゃん。
ショウちゃんの手から本を取り上げ…
「もう💢 オイラの話を聞け!!」
「へっ? あ、ゴメン サトちゃん💦💦」
「とりあえず…ちゃんと食え!
オイラ 頑張って持ってきたんだからさ…」
自分の手に残ってたパンもショウちゃんに渡すサトちゃん。
「コレは、サトちゃんの分だよ💦」
「ショウちゃんはオイラより大きいんだから沢山食べないとダメなんだよ。
それに…オイラもうお腹いっぱいだし(*´︶`)」
ポンッとお腹を叩いてニコニコ笑うサトちゃん。
「うん…ありがとう サトちゃん❤」
*****
🐁🐀⸒⸒
📗📚
食事を済ませた2匹…本の上に腰かけ…
サトちゃんが先程見聞きした事をショウちゃんに話しています。
🐁
「3人分しかテーブルの上になかったの?」
🐀
「うん。スープの皿が3つだったからな。」
「シンデレラの分は?」
「あ、そういえば…💦」
シンデレラの座る椅子の前には何も置いていませんでした。
思い返してみると…シンデレラがあの3人と食卓を共にしているのを見た事が無い2匹
「シンデレラ…ご飯食べてるのかな。」
作るだけ作らさせられて、自分の食事はしてないかも知れません。
もしかしたら…さっき持って来ちゃったパン。あれはシンデレラのご飯になったかも。
サトちゃん…黙って持ってきちゃたのを後悔し始めました。
「ショウちゃん…オイラ シンデレラのご飯盗んで来ちゃったかも知れない…🥲」
不安そうな顔で俯いちゃったサトちゃん。
「サトちゃん…大丈夫だよ💦
落ちちゃったパンだもん。人間は食べないよ💦」
ショウちゃんは そう言ってサトちゃんを宥めますが自分の方が沢山食べちゃったので…同じく不安顔😥
「ショウちゃん 、オイラもっかいシンデレラの様子見に行ってくる!」
「サトちゃん…僕も行くよ!!」
2人は…ササッと天井裏に登り 天井裏を駆け…
シンデレラがまだ居るだろう台所へと急ぎました
台所へと向かう途中……食事を済ませた継母達の話し声が聞こえてきました。
∥∥∥
『今度…あの鳥を捕まえる罠を買ってきましょう。罠にハマって死んだなら…シンデレラも諦めて料理するんじゃないかしら。』
『そうね✨
あの鳥の羽根…金緑色で綺麗だったわ。
ドレスの飾りに使えそうよ♡』
『殿方へのプレゼントに羽根ペンを作ってもいいかもしれないわね♡』
『そういえば……そろそろ招待状が届くはず✨』
『お母さま…招待状って何?』
『お城🏰から舞踏会の招待状。今年は、王子様の婚約者候補を見つけるらしいわ。
貴女達のどちらかが婚約者の座を射止めてもらって、こんな貧乏貴族ともおさらばよ!!』
『『はい、お母さま任せて!!』』
∥∥∥
🐀⸒⸒
「ぶとうかい?こんやくしゃ?」
🐁⸒⸒
「舞踏会。王子様の婚約者をみつけるんだって」
🐀
「こんやくしゃになったら嬉しいのかな?」
🐁⸒⸒
「アイツらは嬉しそうだったけど……」
🐀⸒⸒
「・ ・ ・ ・ 」
🐁🐀⸒⸒
「あ、それよりも…シンデレラのご飯!!」
本来の用事を思い出した2匹
シンデレラの元へと走っていきました。
~(=^・・^)~(=^・・^)
台所に到着した2匹…
シンデレラは…窓を開け 手を外に出しています。
🐁🐀⸒⸒
「なにしてるんだろ?」
シンデレラの傍に近づいて行くと、窓の外には金緑色の羽根の大きな鳥さんがいました。
シンデレラは 手のひらにパン屑を乗せて、その鳥さんにご飯を分けて上げてるようです。
シンデレラのご飯は………
鍋の底に ほんの少しだけ残った具のないシチュー
昨日の残りのカチカチに硬くなったパンでした🥖
🐁🐀⸒⸒
「さっきの柔らかいパン… ごめんね………。」
•*¨*•.¸¸🐁🐀⸒⸒*・゚……To be continued
次の更新まで暫しお待ちくださいm(_ _)m