シンデレラとネズミ③ | A・RA・SHI 青担 腐妄想小説

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ワチャワチャした感じの嵐さん達が基本です。主に智君を中心とした小説です。BLなのは私が根っからの腐女子で、智君が大好きな為、悪しからずご了承を!山が多いかな!色んな感じの話を書けたら良いなと思ってます。




私的な妄想小説です
楽しめる方のみお進み下さいm(_ _)m




•*¨*•.¸¸👸*・゚


~(=^・・^)~(=^・・^)        📖📗📚


「この辺りに良い絵本があったはず……えっと」

「コレデッカイなぁ……ヨイショヨイショ💦」

「サトちゃん…そんな大きいの💦倒れてきたら潰されちゃうよ💦」


2匹は何やらゴソゴソと捜し物をしているようです

ここは…どこでしょう。

戸棚に本が沢山。机の上にも床にも本が山積みに乱雑に置いてありました。

どうやら…書斎のようですね 

使われる事の無くなった書斎
亡くなったシンデレラの父親の部屋です。

義母や義妹は 本に全く興味はありませんので、ほぼこの部屋に立ち寄る事はありません。

この部屋に入るのは掃除も兼ねてシンデレラがたまに来るぐらい。
そして…何冊か本を見繕って屋根裏部屋で読書を楽しんでいます。

ネズミの2匹🐁🐀⸒⸒
何故ここに居るのかといいますと・・


ショウの字を必死で書こうと頑張っていたショウちゃんですが…ハッキリと思い出せずにいました。

なんとなぁ〜く雰囲気で形は分かるけど、完璧に思い出せませんでした。

そこで諦めちゃうようなネズミではありません🐁

ショウちゃんは…

「サトちゃん!僕もう1回お勉強してくるよ。
このお家にも本が沢山ある部屋があったんだ!」

木の枝をポイッと捨てて走り出すショウちゃん

「待って~オイラも一緒にいくよ〜💦」

サトちゃんも追いかけました。

現在……書斎にて本を物色中の2匹です🐁🐀⸒⸒



📖🐁⸒⸒
「この本…使えそう!前に勉強した時に使った本に似てる。
サトちゃん…僕しばらく集中するけど……」


集中すると 周りが見えなくなっちゃうショウちゃん

サトちゃんに断りをいれます。

🐀⸒⸒
「だいじょーーぶ😊 オイラも コレ見てるから」

サトちゃんも 1冊の絵本を持ってきました。
字は読めないけど…絵本なら想像しながら楽しめそうです。

🐁
「うん。」


それから半日程 たった頃…

2人のお腹がグーーと大きな音が鳴りました

まだまだショウちゃんのお勉強は済みそうにありません。

サトちゃんは食べる物を探しに行く事にしました。

~(=^・・^)オナカスイタ~

壁に空いた穴を抜け天井裏へ上がり各部屋を渡り、台所の天井裏まで走って行きました。


クンクン🐀⸒⸒
「いい匂いする!」

台所の天井にコッソリ開けた穴から下を覗きます


テーブルの上には 3人分の食事が並べられています

シンデレラが忙しそうにお皿を並べていました

すると…大きな笑い声をあげて義母と義姉達が入ってきます。

『シンデレラ…
食事の用意は出来てるんでしょうね』
『え、またシチューとパンなの?』
『私 お肉が食べたいわ!』


『えっとあの ゴメンなさい。シチューの中にお肉も入ってるので💦』

カチャカチャ…カチャカチャ  

義姉がスプーンを手に取り お皿のスプーンを掻き回しワザと大きなため息をつきました。

『お肉って……ただのベーコンじゃない。』

『あ、そうだ。たまにアンタの部屋に来てる鳥がいるわよね。アレを捕まえなさい。』

『良いわね!あの大きさなら食べ応えありそうだわぁー。』

『えっ💦あの子は……お友達なんです💦
捕まえるなんて無理です💦』

『だったら マシな食事を用意しなさいよ!!』

義姉は、皿の上のパンを掴みシンデレラに向かって放り投げ、パンはコロコロと床へと転がって行きました。

🐀 パンが~💦
「もったいない!!なんて事すんだ!」

サトちゃんは慌てて壁を伝い降り、壁際に転がったパンの元へ駆け寄りました。

まん丸で小麦の良い香りがするパン

「こんなご馳走を放り投げるなんて!何て奴だ😠」

しっかりとパンを抱えて…義姉を睨みつけながら、地団駄を踏みプンプンと怒ります。

「絶対に懲らしめてやるんだからな!!
😜べーーだ!!」

文句を言いながらも、シンデレラの作った食事を盛モリ食べる義母や義姉達に向かって、天井裏の埃を頭に落としてやりました。

ε-(`・ω・´)フンッ💢💢

少しだけ気の晴れたサトちゃん。
パンを抱え…ショウちゃんの待つ書斎へと急ぎ戻りました。




•*¨*•.¸¸🐁🐀⸒⸒*・゚……To be continued
次の更新まで暫しお待ちくださいm(_ _)m