私的な妄想小説です
楽しめる方のみお進み下さいm(_ _)m
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~(=^・・^)~(=^・・^) 📖📗📚
「この辺りに良い絵本があったはず……えっと」
「コレデッカイなぁ……ヨイショヨイショ💦」
「サトちゃん…そんな大きいの💦倒れてきたら潰されちゃうよ💦」
2匹は何やらゴソゴソと捜し物をしているようです
ここは…どこでしょう。
戸棚に本が沢山。机の上にも床にも本が山積みに乱雑に置いてありました。
どうやら…書斎のようですね
使われる事の無くなった書斎
亡くなったシンデレラの父親の部屋です。
義母や義妹は 本に全く興味はありませんので、ほぼこの部屋に立ち寄る事はありません。
この部屋に入るのは掃除も兼ねてシンデレラがたまに来るぐらい。
そして…何冊か本を見繕って屋根裏部屋で読書を楽しんでいます。
ネズミの2匹🐁🐀⸒⸒
何故ここに居るのかといいますと・・
ショウの字を必死で書こうと頑張っていたショウちゃんですが…ハッキリと思い出せずにいました。
なんとなぁ〜く雰囲気で形は分かるけど、完璧に思い出せませんでした。
そこで諦めちゃうようなネズミではありません🐁
ショウちゃんは…
「サトちゃん!僕もう1回お勉強してくるよ。
このお家にも本が沢山ある部屋があったんだ!」
木の枝をポイッと捨てて走り出すショウちゃん
「待って~オイラも一緒にいくよ〜💦」
サトちゃんも追いかけました。
現在……書斎にて本を物色中の2匹です🐁🐀⸒⸒
📖🐁⸒⸒
「この本…使えそう!前に勉強した時に使った本に似てる。
サトちゃん…僕しばらく集中するけど……」
集中すると 周りが見えなくなっちゃうショウちゃん
サトちゃんに断りをいれます。
🐀⸒⸒
「だいじょーーぶ😊 オイラも コレ見てるから」
サトちゃんも 1冊の絵本を持ってきました。
字は読めないけど…絵本なら想像しながら楽しめそうです。
🐁
「うん。」
それから半日程 たった頃…
2人のお腹がグーーと大きな音が鳴りました
まだまだショウちゃんのお勉強は済みそうにありません。
サトちゃんは食べる物を探しに行く事にしました。
~(=^・・^)オナカスイタ~
壁に空いた穴を抜け天井裏へ上がり各部屋を渡り、台所の天井裏まで走って行きました。
クンクン🐀⸒⸒♡
「いい匂いする!」
台所の天井にコッソリ開けた穴から下を覗きます
テーブルの上には 3人分の食事が並べられています
シンデレラが忙しそうにお皿を並べていました
すると…大きな笑い声をあげて義母と義姉達が入ってきます。
『シンデレラ…
食事の用意は出来てるんでしょうね』
『え、またシチューとパンなの?』
『私 お肉が食べたいわ!』
『えっとあの ゴメンなさい。シチューの中にお肉も入ってるので💦』
カチャカチャ…カチャカチャ
義姉がスプーンを手に取り お皿のスプーンを掻き回しワザと大きなため息をつきました。
『お肉って……ただのベーコンじゃない。』
『あ、そうだ。たまにアンタの部屋に来てる鳥がいるわよね。アレを捕まえなさい。』
『良いわね!あの大きさなら食べ応えありそうだわぁー。』
『えっ💦あの子は……お友達なんです💦
捕まえるなんて無理です💦』
『だったら マシな食事を用意しなさいよ!!』
義姉は、皿の上のパンを掴みシンデレラに向かって放り投げ、パンはコロコロと床へと転がって行きました。
🐀 パンが~💦
「もったいない!!なんて事すんだ!」
サトちゃんは慌てて壁を伝い降り、壁際に転がったパンの元へ駆け寄りました。
まん丸で小麦の良い香りがするパン
「こんなご馳走を放り投げるなんて!何て奴だ😠」
しっかりとパンを抱えて…義姉を睨みつけながら、地団駄を踏みプンプンと怒ります。
「絶対に懲らしめてやるんだからな!!
😜べーーだ!!」
文句を言いながらも、シンデレラの作った食事を盛モリ食べる義母や義姉達に向かって、天井裏の埃を頭に落としてやりました。
ε-(`・ω・´)フンッ💢💢
少しだけ気の晴れたサトちゃん。
パンを抱え…ショウちゃんの待つ書斎へと急ぎ戻りました。
•*¨*•.¸¸🐁🐀⸒⸒*・゚……To be continued
次の更新まで暫しお待ちくださいm(_ _)m