戸惑いながらの甘味日和㉙ | A・RA・SHI 青担 腐妄想小説

A・RA・SHI 青担 腐妄想小説

ワチャワチャした感じの嵐さん達が基本です。主に智君を中心とした小説です。BLなのは私が根っからの腐女子で、智君が大好きな為、悪しからずご了承を!山が多いかな!色んな感じの話を書けたら良いなと思ってます。





⚠️こちらはBL腐小説です!!
受け付けない方は回れ右を!!!!
楽しめる方のみお進み下さいm(*_ _)m





•*¨*•.¸¸🍫*・゚ニノ過去回想……


病院の中庭から 忽然と姿を消した智と和馬


中庭から病棟へと向かう途中、車椅子は乗り捨てられてあった。

その先は……病院関係者専用の駐車場🅿️

俺らが駆けつけた時…数台の車が駐車場から出て行った。

こういう時…起点の効く雅紀 

出て行く車をスマホで撮っていた。

当然…病院の中も探したけど…見つからなかった。

そもそも… ∥和馬∥や∥執馬∥という名の人間が入院すらしていなかったから。


その後…雅紀が撮った車のナンバーや車種を洗い出す。

病院関係者専用の駐車場だった事が幸いして…不審な車の車種はスグに特定出来た。

そこから…

雅紀の知り合いネットワークを駆使して追跡

各々のドラレコや家庭&店舗の防犯カメラなどに映りこんでないかを確認し連絡して貰う。


丸一日かかった所で…やっと居場所が判明する

港の近くの廃工場の一角に、智を乗せたと思われる車が停まっていた。

何棟かある建物を一つ一つ確認していく。

すると…シャッターから薄っすら灯りが漏れている

シャッターの前まで行くと…甘ったるい匂いが外まで流れて来ていた。
  
入れる場所を探して建物の裏手に回る。

窓は黒のフィルムが貼られてて中が覗けなくなっていた。

ひとつだけ、喚起の為か少し窓が開いていた。

音を立てないように窓を開け…中を覗く。

そこには…水タバコを咥え…ソファに深く身体を沈めた智の姿があった。


その智の隣りには…和馬(執馬)

智の肩を抱き座っている。

その2人を囲むように数名の男

ひとりの男が電話をかけながら窓に近付いて来たので慌てて隠れ…そのまま盗み聞く。


👨
『大野智さんのご実家でしょうか…。』

・・・・

『私…○○と申します。オタクの息子さんの事でお話させて頂きたいのですが、ご主人様はご在宅でしょうか。』

・・・・・・・ 

『込み入った話になりますので、お電話代わって頂けますと助かります。』

・・・・・・・

『はい。お願いします。』

声音だけは静かなトーンで丁寧に話を続ける男

電話の相手は… どうやら 大野の家

最初に電話に出たのは… 

家政婦か……大野のおじさんの秘書

秘書の人は、何度かあった事あるけど頭の回転の早い優秀な人…名前は…坂本さん

出たのが坂本秘書なら、この電話を怪しんで何か対応してくれていると信じたい。

数分して…電話が切り替わる。

電話の相手は 話の流れから 大野のおじさん。

向こうの声は聞こえないけど、目の前の男の会話の内容から色々と分かってきた。



【詳細】あくまで 男側の言い分!!

智と和馬は 大学で知り合う。
言葉巧みに近付いてきた智と友人関係に。
それから…違法なシーシャを取り扱う店に連れていかれた挙げく…
身体の関係を迫られた。
そして次第に…店の客との売春行為を斡旋させられ、数度となく強要されられ行為に至った。
智自身も率先して売春、買春行為を行っている。

そして…客とのトラブルから和真の恋人でもある、執馬が現在…行方不明になっている。
そして…和馬自身にも危険が及んだあげく、
現在…車椅子♿生活を余儀なくされている。

和馬の両親から…自分の息子を危険な道へ引き入れた∥大野 智∥への告訴を考えている。

まだ、将来のある青年…犯罪者にするのは可哀想だと思い…和馬の両親には告訴を待って貰っている

大野さんの方も、息子さんの悪事を残さない為にも、ここは 相手への誠意を示して頂き…
慰謝料という形で、警察を介入させずに示談で解決されるのはどうか?!

                                                     【詳細   以上】


と、言った内容の事を話していた。

(*‘◇‘)コソッ
『ねぇ、今 話した内容って……もしかして💦』

(.゚ー゚)
『おそらくな……💢』


あの男が話した内容…本来は……
和馬が被害者では無く智が被害者の立場だろう。
和馬が智に強要されたという内容は、智が和馬にされた内容だと思う。

その証拠に……和馬がニタニタしながら、虚ろな瞳をした智の顔を撫で回し、水タバコの煙を口移しに強制的に吸わせている。

下腹部に手をやり…智を弄んでいた。

和馬:
『智くん…♡君はね…僕なしで生きれないんだよ。
だから…君はね…僕の恋人だった執馬がね邪魔だったんだ
で………君は…ね。僕から執馬を引き離す為に、執馬を誘った…まんまと誘惑に乗った執馬を君は…ベットの上で首を締めた。』


虚ろな瞳で黙って和真の話を聞いていた智
『ウッ💦オエッ……ハァハァ…ウェッ💦……ハァ
ヒュ…ヒュ…ヒュ…』
すると口元を抑えて…嘔吐き呼吸が浅くなる。

智の口にタオルを押し当て背中を摩りながら

『そうだよね!!!
智…自分のした事ちゃんと記憶出来た?』

智の額に自分の額をくっ付け…
威圧するように…そう畳み掛ける和真…


すると智は…コクンと頷き…涙を流した。


和馬:
『良い子だねぇ…智くん。忘れないように、これからも何度も何度も聞かせてあげるからね。

売春行為したのも…僕と一緒に居る為。
智君自ら したんだよ。
でね……僕はね……。智君が どうしてもお願い!って頼むから …仕方なく客を取ってたんだ。
分かるでしょ? 智君が 僕を引き込んだんだよ。
執馬と…ネットで繋がってたのは智。
その店に…行こうと言ったのは智。

全部…全部……智君が 僕に教えたんだよ?!
そこの所…しっかり記憶して。
僕は、酷く酷く 傷ついてるんだ。
智君…一生 償って貰うからね。
智君………責任取ってよ。
あ〜そうだ。
智君の親にも 責任取って貰わないとなぁ…。

智君さぁ……お友達に何を頼もうとしたの?
僕の この脚も……智君が原因でしょ?
犯人?犯人は 智君。
僕を この道に引き込んだのは、智君なの。

だって……僕は∥ノンケ ∥だったんだ。
智君に出会わなければ……
この身体に 出会わなければ……ここまで堕ちなかったのになぁ…』


洗脳するかのように…智を追い詰めていく和馬

ご……ごめ……ヒックヒック……ごめんなさい💦


泣き出す智を…抱き締めた後……

『大丈夫だよ…智……
智が僕を愛してくれてるなら…大丈夫だからね。
さっ 落ち着こうね……』


そう言った和馬…
シーシャの煙を口に含み智の唇を塞ぎ煙を流し込む

智の目が完全に閉じ…ソファに横たわった

その後……
智のスボンを脱がせた和真……

『智君……アイシテル』

智のナニを咥え愛撫を加え始めた。


******



(.゚ー゚)
『クソッ!!コ○してやる!』

こういう時 冷静なのは、雅紀の方

( ’ ◇’)
『待て!ニノ!!今行っても返り討ちだよ。
大野のおじさんに連絡しよう。
大ちゃん…必ず助けるから待ってて!!』


俺の腕を引っ張り、建物から離れた。


スグにでも、飛び込み智を助けたかった

だが多勢に無勢…。俺らだけでは非力すぎた…💧‬

あんな 頭の逝ったやつら……攻撃態勢を整えないと、逆に智に危険が及ぶかも知れない。


それでも時間は無い…急いで助けを呼ばなきゃ!

大野のおじさんに電話をした。



•*¨*•.¸¸🍫*・゚……To be continued


PS 現在では、智君の為なら即解決の にのあいコンビ。
この頃は…まだ 18~19歳 なので まだ未熟です。
温かい目で お楽しみ下さい。