戸惑いながらの甘味日和㉘ | A・RA・SHI 青担 腐妄想小説

A・RA・SHI 青担 腐妄想小説

ワチャワチャした感じの嵐さん達が基本です。主に智君を中心とした小説です。BLなのは私が根っからの腐女子で、智君が大好きな為、悪しからずご了承を!山が多いかな!色んな感じの話を書けたら良いなと思ってます。




⚠️こちらはBL腐小説です!!
受け付けない方は回れ右を!!!!
楽しめる方のみお進み下さいm(*_ _)m




•*¨*•.¸¸🍫*・゚ニノ目線  現在 



マシュマロ入りのココアを飲んだ智。

糖分を補給し☕雅紀と世間話をしている間に、気分もかなり落ち着いた様子の智


昼間、櫻井家で気を張っていたのも相まってウトウトと舟を漕ぎ初めた。


٩(.゚ー゚)
「相葉さん…大野さん運んだけて」

寝室のある部屋を指を差す。

(っ﹏-) .。
「…ムニャ…だぁーじょぉーぶだぁ〜よぉー」

目を擦りながら…睡魔に負けまいとする大野さん


(*‘◇‘ )‪ヒャヒャヒャʬʬʬ
「志○けんみたいになってるよ、大ちゃんʬʬʬ」

「ムニャムニャ……ンー〜ー〜    」

ヨイッシヨ(  ’ ◇’ )ฅ(:3_ヽ)_

「櫻井さん帰って来るまで寝てたらいいよ。
ちゃんと 起こすからね安心して……ヨイッ ショ」

既に半夢の世界に旅立ちそうな大野さんに声をかけながら抱き上げ…寝室へと運んでいく


その時…大野さんの腕がだらんと落ちる

脱力して首もガクンと後ろに倒れる…

その瞬間…昔の記憶が頭を巡り

「   ΣΣ 智 !!

思わず…叫んでしまった

(*‘◇‘)?
「ニノ?どうした?」

「あ……ごめん何でもない。
ドア…開けるわ。」


誤魔化すように立ち上がり…寝室のドアを開ける


ベッドに寝かせ…布団を被せる。

ムニャムニャ言いながら、寝返りを打つ大野さん

っ ̫ -ˆ⸝⸝ᶻᶻᶻ しょお〜くん……ムニャムニャ

眠りに落ちる瞬間までも櫻井さんを想う大野さん…


「…絶対…幸せになってくれよな。」


幸せそうに笑みを浮かべて眠りに落ちたのを見届けて…心の声が外に漏れた。


「大丈夫。大ちゃんは 幸せになるよ。」

雅紀に肩を抱かれながら、リビングに戻った。





「ねぇ…ニノ。大ちゃんは…何処まで現実と記憶の違いを分かってるのかな?」


「どうだろうな…。俺らの言葉を信じてくれてるなら、記憶との違いは理解してるだろうけど。
実際……あの人の記憶は、二人として残ってるみたいだしな。
アイツは…もう消えたんだ。思い出す必要ないのにな。」


「そうだよね……。
大ちゃん……自分が櫻井さんをコッチの世界に引き込んだと思ってるから。
あの時の自分と重ねちゃうんだろうけど。」


「櫻井さんは、あの時代の大野さんと違い強い人だ。自分の存在価値をちゃんと認めてる人。
他人に言われて流されて…挙句…洗脳されるとか有り得ないわ。

何より……大野さんへの気持ちは本物だしな。」


そうこうしていると…
リビングのテーブルに置きっぱなしだった大野さんのスマホ📱に着信🎶


📱 画面には 【翔くん♡】   の表示

(*‘◇‘)💦
「櫻井さんからだ。どうしよう💦でちゃう?」


出なかったら出なかったで 心配するか・・


「俺が出る」

ピッ📱
「もしもし。」


『智君!!ってあれ?  え? だれ?』


「櫻井さん、失礼しました。二宮です。」


『え…二宮さん 。  あ、 そういう事か…良かった。
ありがとうございます。智君と居てくれて。』


瞬時に状況を把握した櫻井さん。

そして……今の状態の智を想像していたのかもしれない。1人で帰らせたくも無かっただろう。

心からの〃安堵〃と俺達への〃ありがとう〃

やっぱり…良い人だな この人は。



「大野さんですが…少々…疲れていたようなので寝かせました。」

『はい。』

「櫻井さん…大野さんの事で伝えておきたい事があります。」
 
『というと?』


「大野さんの過去の事です。
本来…大野さんの口から全てを伝えるべきなんだと思います。
ですが…その本人の記憶が事実とは異なる場合、正確に伝える事は出来ません。
なので…私と相葉から伝えるべきだと判断しました。」


『それは……智君は了承してるんでしょうか?』


「はい。先程…了承は得ています。
今後……大野を委ねるにあたり知っておいて貰わなければいけないんです。
この先の人生、大野と生きていく覚悟があるのなら…ですが。」


・・・・・・・・・・・。


間髪入れずに 〃あります!〃と返事が返ってくると思っていたのだが…意外にも数秒の沈黙

そして…


『覚悟 ・・・・・・ か。
俺は… 智君と同程度の覚悟を持ててなかった。
その事に今日 気付かされたんです。
智君が何か 抱えているのは薄々感じていたけど、〃本人が話したくないなら聞かなくても良い〃と思っていました。
智君の過去の恋愛とか…知るのが怖かったのかも知れません。自分が彼に相応しいのか…と 悩んだりもしていたので。
でも……今も智君が過去に囚われて苦しんでいるのだとしたら。俺は知るべきですね。
知った上で…智君と人生を歩まないと。

いつまでも……二宮さんや相葉さんにばかり頼られるのは正直 ムカつくし…』



最後に 思いっきり本音を吐いた櫻井さん。


(*.゚ー゚)ฅ
「ハハハ  …   俺だって いつまでも智のお守りはゴメンだわ(笑)」

本音を返してくれたから、素で俺も返事をする


『へ?  ハハ… はい(笑)』


「櫻井さん。 後…どれぐらいで帰って来ます?」


『今…高速に乗ったので 後 30分ほどで。
あ💦🍷ワイン頼まれてるので…もう少しかかる。』


「了解…。大野さんが寝てる間に先に少し話しておきたいから、静かに入って来て下さい。」


『わかりました。では、後で。』


ピッ📱


******

智の過去の記憶は  断片的 で  曖昧

事実と…記憶  が   異なる部分が多い。


あの日……病院の中庭で智が語った

〃春からの事の顛末〃


そもそも智の話が…  
事実とは 異なる部分が多すぎた。


智が嘘をついてる訳では無く…智はそれが事実だと信じて疑ってなかったんだ。

 
まず…〃和馬〃〃執馬〃

二人の存在を話す智だったが…

実際は…… 
  執馬しか この世に存在してなかったんだから。

和馬 は …   執馬が演じたもう1人の人格だ。




あの頃…
俺と雅紀で、あらゆるネットワークを使ってしらみ潰し調べたのにも関わらず あの日 病院の中庭で 智に紹介されるまで〃和馬〃  と名乗る青年の存在を確認する事が出来てなかった。

智の一番近くにいたのは〃執馬〃
だからあの時…“和馬“だと紹介され戸惑い慌てた。


*****

車椅子♿に乗り…
 パジャマ姿にパーカーを羽織りフードを被っていた。

車椅子に座っていた事で、目線が下がり顔を確認出来なかった俺達。

あの時_スグには気付けなかった。


気付いたのは、中庭からの帰り際に見せた和馬の表情だった。

『病室まで 送ってくる』

そう言って 和馬の後ろに周った智

智が 車椅子を押し始めた時…こっちを振り返り会釈をした和馬

その時一瞬チラッと見えた表情にギョッとする。

片方の口角を上げニヤっと笑って、小さく舌舐めずりをした。(ように見えた……)

あの時…気の所為だと思ってしまい…智と和馬を見送ってしまった俺。


病棟のある角を曲がり 2人の姿が視界から消えた瞬間にハッとした。


そして…相葉さんが焦った声で言ったんだ。



『ニノ……あの人。 執馬じゃない?!』


そう…
派手なブランド物の服装で ハッテン場に出勤していた執馬だった。


慌てて…2人を走って追いかけたが…

智と 和馬(執馬)の姿は  忽然と病院から消えたんだ






•*¨*•.¸¸🍫*・゚……To be continued
次の更新まで暫しお待ち下さいm(*_ _)m


補足::
若き智のトラウマの原因になってるのは
”和馬コト執馬“  
㉔ 話 で 智君が ニノ達に紹介したのは
”車椅子に乗る和馬“ になります。

少しづつ 回収して行きますので お付き合い下さい。

過去と現在…行ったり来たり…分かりにくかったら
ゴメンなさい‪(๑' ')๑, ,)