「ねぇ、花火の方は、どうなったの?」
マサキと騒いでて、ふと思い出した。
「あっ、順調だよー。5色の花火は必須じゃん!それと、色んな妖怪の形に因んだ花火を上げて貰おうかなって!」
そんな事できるの?花火って、遠く昔の記憶で、うっすらと覚えてるぐらいで。
しかも、遠くに咲いてる花火を見ただけだから・・
「最近は、色んな形の花火を作れるらしいよ!
うちならではの花火にしたいよね!
妖狐さんも仲間連れて来てくれるから、青色の狐火を沢山散りばめてくれるみたい。
鬼火さんは、赤色だし!
きっと、綺麗だと思うんだ。」
「おー!たのしみぃー!」
「青鷺火さんは、5色の光を出せるから、俺たちに因んだ火のアート?を夜空に描いてくれるとか!!で、どんなのにするか、サトシちゃんに、ラフ画でも良いから描いて欲しいって。」
「うん!分かったぁ!描くよ!どんなのにしようかな。オイラにも仕事出来て良かったよ(笑)」
「何言ってんのー。サトシちゃんが居なきゃ、誰も動かないし、どの係も兼任してるでしょ?
1番大切な集客も、サトシちゃんの人望あったから、沢山集まったんだからね!」
「マサキ優しい!ありがとう(´,,•ω•,,`)褒められたら、照れるよ〜!」
「… (*´`)サトシちゃん可愛すぎ〜!」
ギュ━(*>д<人・ω<*)━ッ。
‹‹(´・ε・` )/››‹‹( ´)/›› ‹‹( ´・ε・`)/››グルグル……
オイラも抱き締めて、持ち上げてグルグル周り始めたマサキ(笑)
(゚∀゚)アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒゴッ!!!ゴホッ!ゴホッオエェェェー!!!
いつの間にか、近づいて来てた、3人に
マサキの脇腹を蹴られた?殴られた?
オイラは、いつの間にか、ジュンの腕の中に(笑)
「何してるんです!リーダーは、ぬいぐるみでは有りません!振り回して壊れたらどうするんです。バカ!!( '-' )ノ)`-' )ぺし」
「サトシくん、大丈夫だった?何処も痛めて無い?こっちおいで!!」
ジュンが、オイラを離さないから、ショウくんが、ジュンの腕を外そうと必死(笑)
面白いから、ジュンにしがみついてやった!
「ほれ、リーダーは、今日は、俺がいいって。諦めな( ¯﹀¯ )」
カズは、何故かマサキに抱っこされて、回されて、気持ち悪くなって蹲ってるし。
「カズも、して欲しくて怒ったのかと思って・・ごめん。酔いやすいの忘れてた。」
「ゲホッ、ゲホッ。ほんとに………バカ…_ゲホッ
みんな、仲良し💙💚💛💜❤楽しい我が家![家](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/091.gif)
![家](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/091.gif)
妖精君の家も、きっと賑やかなんだろうな!
他の花火会場もあるって言ってたよね。
どんな所なんだろう?見てみたいなぁ。
チラッと見に行けないかなぁ。
あっ!!貰った飴ちゃん!!良い事あるって!
外に出れない、(出ない?)
オイラ達にも外の世界の花火見れるかも!!
「みんなぁ~。この飴なんだけど〜。」
それぞれ、仲良く戯れてた皆が、オイラの声で同時に振り返ってくれた(*´∀`*)
「あー。妖精君から頂いた飴ですね。」
「不思議な輝きの飴だなぁ。」
「美味しそうだね。いつ食べるの?…」
「ここの花火大会が、無事終わったら食べるっていうのはどうかな?花火大会を開催して、成功させる、ご褒美だと思うんだ。」
「オイラも、ショウくんの言う通りだと思う!花火大会が無事終わって、ここの妖怪さん達が、阿波踊りや、盆踊りとか、各々で騒ぎ始めたら、5人で、食べよ!!」
妖の皆が、楽しんで笑顔が溢れてる会場を観ながら5人で食べると、もっと美味しく感じると思うんだ!
あんまり覚えてないんだけど、オイラ達が小さい頃、世話してくれてたボス達いたなぁ。
その時に、外の世界の花火を、遠くからで良いならって霧の向こうの端まで、皆を抱っこして連れてってくれたんだ!!
そうだ!思い出した。
その人達の仕事を引き継いだんだ。
何で忘れてたのかな?
皆の顔を見ると、
「遠い昔を、思い出した。」
「俺も…………」
「あの人達、どうしたんだっけ?」
「いつから、居なかった??」
みんな、懐かしい想い出が、同時に蘇ったみたい。
やっぱり以心伝心。仲良しだよねオイラ達
「いつか、逢えると良いね。花火大会、見て貰いたいね。何処にいるのか分からないけど。」
5人とも、さっき迄、戯れて騒いでたのに、しんみりしちゃった。
しんみりを打ち消したのは、やっぱりマサキ!
「いつか、思い出すよ!ねぇ!今日は、全員でお風呂入ろ!で、リビングに、布団ひいて皆で寝ようよ!!小さい頃みたいにさっ!」
マサキは、凄いね!マサキの明るさに、いつも助けて貰ってる。ありがとね!
「うん!入ろ!!」
「でも、5人だと狭いだろ。うちの風呂。」
「そこは、大丈夫!!露天風呂を作って貰ったんだよ!湯治っていうのかな。それ用に!
まだ完成では、無いけど、温泉自体は、出来上がってるから、入れるよー!!
脱衣場とかまだ完成してないんだけど、誰も見てないから、スッポンポンで走って行っても良いしね!」
「タオル巻いてけば良いでしょうが。」
「って、いつの間に!露天風呂?俺聞いてないんだけど。」
「しょうちゃん、ごめーん。言うの忘れてた」
「はぁ。いつもそうだよ。誰に頼んだか後で報告してくれ。お礼しないと。」
「了解ですっ ( ̄^ ̄ゞさっ、行こ!サトシちゃん服脱いで、走るよ〜」
「あっ!待ってー!抜き脱ぎ……」
ε≡≡( ˙꒳˙)/シュタタタタ・:*三ᕕ( ᐛ )ᕗ ♨️🐒
「走るなぁ〜!!」
「サトシくーん。タオル巻いて~!待ってー!」
「ショウさんも、タオル巻いてけよ┐(´д`)┌
「ジュン君、我々は、水持って、ゆっくり行きましょう。」
はやく〜おいで〜!!
カズ~!ジューン!!
「今、行くよ(笑)」
カズナリです。
花火大会まで、忙しいので、5人で、湯治です。温泉は、私は作ってたのは知ってましたが、ショウさんから、怒られるのはマサキだけで充分ですので、知らぬ存ぜぬです。
さて、ゆっくり浸かりましょう。懐かしい想い出を語らいながら、仲間と過ごす時間は、何よりも至福の時!
やまの日まで、後、1週間を切りました!
我々も、協力してくれる、妖達も、張り切ってます!!
あと、準備、何あったかな。
整理しないと…………。
ショウさんと、ジュンくんと、打ち合わせしましょう。
リーダーと、マサキを寝かし付けたら(笑)