2日前にネットで注文したCDが到着。 今回注文したのは、モンポウのピアノ曲全集(自作自演)と、ムーティの指揮したスクリャービンの交響曲全集、それにハチャトゥリアンのオケモノと、メトネル作品集。 その内、モンポウの自作自演と、ムーティのスクリャービンは、以前他のメーカーで販売されていたものが廉価盤専門レーベルで再発売されたもの。ムーティのスクリャービンは3枚組で1.292円、モンポウは4枚組で1.724円。 安っ
しかも、ネットで日記を書く合間にカチャカチャとクリックしてから2日で届いちゃうんだから、便利な世の中だよね。
購入者から見たら嬉しいこの状況も、製作者からみたらキビしいみたい。新規の音源にかけられる経費は削られるし、現に大手メーカーではクラシック部門が縮小されてる所が少なくない。それに、貴重な録音を復刻させようって思っても、なかなかフルプライスが付けづらい復刻ディスクは尚の事、タマ数が出ない事にはペイしないし、一度廃盤になると、どんなに貴重な録音であっても復刻させる事が難しくなる・・・。
僕が中学生の頃に、「田中希代子の芸術」ってディスクが発売された(アダム・エース、全5枚)。 これは、女史の門下生達が、どんどん劣化する恩師の録音を何とか出来ないかという事で、一般に発売されるに至ったものらしいんだけど、これらのディスクは1枚3.500円だった。つまり、このCD1枚でモンポウの自作自演と、ムーティのスクリャービン全集を足したよりも、484円も高いんだけど、「そんな値段だったら儲かったんじゃない?」ってなるかと言えば、そうでもなかったみたい。
当時は、CD1枚3.200円の時代だったから、「ちょっと高めだけど、興味有るから買ってみようかな」って思えたけど、周りで廉価版が叩き売りされまくってる今だったら、難しいよね。実は友人に、日本を代表する名ピアニスト「だった」方のお孫さんが居るんだけど、「おじいちゃんの音源を復刻させたいんだけど、モノラル録音の復刻だと廉価版になるだろうから、もともと儲けようなんては思ってないけど、あまりに赤字が大きいと難しいよ」って言ってた。色々試みてるみたいだけど、どうなるんだろな。
