中国の大学生デモ事情(旦那ken) | のん気夫婦の中国・天津・大連生活ブログ

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ken(夫)は、中国でのビジネスは中国での出産(天津ローカル病院にて出産)・育児話をメインに♪

昨日の9月18日が終わり、一転して


中国全土が静かになったような気がします。


昨日までのブログで、一生懸命中国の言い分を

理解しようと書いておりましたが。。


昨日の夕方の中国のニュースを見ていて


デモの報道は5秒くらい、後は漁船が尖閣に向かった

ことや、日本での首相の発言、


パレット国防長官の発言などをとりあげ、中国の

デモの風景を封殺したような印象を受けました。


こうやって見ると、恐ろしいほど民衆をコントロール

しているのではとも、感じ取ることができますが。。


ずーっと気になっていたのですが、今回のデモの

中心は、若者、、大学生が多いなと感じたこと。。


こちらのニュースを見ていても、若い大学生がデモの

中心にいるように見えたりもしますが。。


そんな姿を、私は日本の1960年代の安保闘争と

ダブって見えるような、、、


もちろん私は60年の安保闘争なんて知らないのですが


無理矢理にでも、なんとかそれと結び付けたい


なんとか、今の中国をどのような文脈で理解すべき


なのか!!もしくは中国で現地採用で生きている

自分にとって、働く場を失うわけにはいかない。。。


そんな気持ちが、この国をこの騒動の背景を


この国との歴史背景を理解したいという気持ちが


あるのだと思います。


皮肉にも、今現在もこの安保に守られながらの


中国とのこのやりとりですが。。


1960年当時、日米安全保障条約に反対する

国会議員や労働者、学生たちが、反政府、反米運動を

おこなった政治闘争。。


そんな文脈で、今回の騒動は理解できないのだろうかと。


ひ弱といわれる、今の中国の90年代生まれ、90後。。


なかなか、気骨のあるたくましき愛国心あふれる

中国の大学生。。。


そんな風に考えていた、いや考えようとしていたところに


うちの家のベビシッターである、じゃんじえからこんな

話を聞いた。


実は昨日9月18日の反日デモに、彼女のの大学生の

息子も参加していたらしい。。。


とても驚いた。。。


息子が反日で、うちの家で働いていてもいいのだろうか。。


そんな風に聞くと、実は背景はこんなのだという。。


大学で、先生が、明日のデモにみんな、興味があれば

参加してみてくださいと、言われたそうで。。。


しかしそのクラスの学級委員長みたいな人が。。


大丈夫です、うちのクラスは全員参加なのでと言い


半ば強制的にデモに参加させられるそうで。。


その空気というのは、まさに愛国心。。。のかたまり。。


参加しないようものなら、、非国民というような空気もあるのだとか。


それゆえ中国版ツイッターの書き込みには、ゆるい女子大生の

書き込み多いのかと納得がいったのだが。。。


大連のデモ数千人規模のデモだったとか。。


そりゃそうだ。。大学生がそのようにかり出されているのであれば


確かに大規模になるだろう。。。


でも、大学生の本音はそのようなデモは、大学生だけで

やりたいものなのだとか。。


変に労働者などはいると、略奪や破壊行為が入り

崇高な愛国心の行動が失われる。。またそれにつられる

学生もでてくるとかで。。


大連はかなりおとなしく、崇高で健全なデモであったらしいのだが。


そんな話を聞いて、60年安保闘争とまではいかないが


そんな大学生の闘争の事情があるのだと。。


この先生が誘うところに、なにかしらの扇動というか

官製デモ的な臭いもし、、


しかし気骨ある自国思う、崇高なものもあるのかもしれないと


思った。


もちろん、じゃんじえの息子さんは1時間だけデモに参加して

すぐにデモを離れたとか。。。


う~ん、とにかくまだまだ緊張状態は続くのでしょうが。。


私は今日から普通に出勤で。。翔世もこの騒動の中

休むことなく幼稚園に行っているのですが。。。


さて今週末は、またデモがあるのでしょうか。。


北京はデモは禁止したみたいですが。。




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