さっきまで泣いて、苦しそうにしていた蓮世くんがやっと
眠ったので、私はパソコンを開いて、仕事のメールを処理した
後に、今このブログを書いております。
今私は、大連の児童病院の病室のベッドに横たわる蓮世くんの
横にいます。
蓮世くんは、今日の昼から入院となったのですが。。
3日前に、急に嘔吐を繰り返し、家にお医者さんを読んで
見てもらったら、食あたりと診断され(この時点ではまだ発熱も
下痢もなくしょうがなかったのですが)
特に何も食べてわけでもなかったのですが、原因が分からぬまま
翌日に下痢と発熱。。
下痢がすごくなり、熱もすごくなり
昨夜には夜中に、また別の病院に駆け込んで
なんとか入院させて欲しいと頼んだが、
ベッドがいっぱいで無理とのこと。
それからその時には腸炎と診断されて
1週間くらいこのような状態が続くが
入院までする必要はないとのこと。
私はせめて、点滴をして欲しいといったのですが
しなくて大丈夫と言われました。
中国の病院は、人口あたりの病院数が圧倒的に
少なく、夜の急患の児童病院はもう戦場状態で。。
荒々しい先生の2分間の診察で終了。。
人もたくさん並んでおり。。
その夜も、一向に熱が下がらず。。。
翌朝になっても、朝気づくと足と顔が異常にむくんでおり
もう一度児童病院へ。。。今度はみんなで絶対に入院させろと
すごい剣幕で交渉。。
なんとか入院させてもらえることになったのですが、
今度はベッドがないと言い出す。。
最終的にはベッドが開いていて、なんとか入院できるようになったのですが。
隣ベッドの人に聞くと、このベッドは昨日は開いていたとか。。。
もうこの3日間、蓮世くんは衰弱していて、ずっと眠りっぱなし。
かなりしんどいのでしょう。。下痢も激しいので、栄養も不足していて
気になるのは、このムクミで。。
今私は、病院で点滴の管理をしております。
中国の病院では看護は一切してくれません。
すべて家族がしないといけません。独り者は入院できません。
必ず誰がが付き添わないと、食事もないし、本当にベッドだけを貸してもらえると
言った感じで。。
点滴は終わったら自分でブザーを押して、看護士を呼ばないと
もし空になって空気が入ったら死んじゃうからね
絶対寝たらダメだよと言われて。。恐ろしい。。
実は私、中国の病院入院は今回で2回目。
前はaiaiが天津で翔世を出産したときの経験があるので
なんだかんだいって、経験済みで、楽勝です。
むしろあの時よりは、この病院はいいとさえ感じており
人間ってなれれば、なんでもなれるんだなって
今は関心しております。
色々不満タラタラに書いているように見えますが、
意外にあんまり気にしてはおりません、こんな中国の病院の
現状に。。
なんていうか、しょうがいないでしょう。。これだけ
患者がいたら、相対的に医療のサービス水準はさがる。。
そう思えば、あとは自己防衛すればいい。
点滴管理は自分で、いやなら日本に帰ればいいんだと
言い聞かせながら。。。
日本の医療はすごいよね。素晴らしいよね。。
でもここにいるなら仕方ないから、それなりにやっていくしかない。
自分がここにいることを選んでいるんだから、、不満をいってもしょうがないと
でも蓮世くんには悪いことしたなあ。。。本当にごめんなさい。。蓮世くん。
今夜はお父さんが、つきっきりで看病しますので。。
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