出張3日目の瀋陽。
今日は比較的、数日前よりは暖かかった。といっても
日中で-10度前後はありましたが、
今日は瀋陽市からバスで2時間くらいの場所にある
タイトルにある、PAN綿市(ぱんじんと読む。panは、上が舟、下が皿という字)
に日帰りで、行ってきました。
以前より、消費力が高く、売上も高い地域と
聞いていたので、行きたかったのですが
ちょうど、売り掛け金回収のために営業の担当が
いくというのでついていってきました。
盤錦市(日本漢字ではこうかく、ぱんじんし)は
地級都市で、中国第三の油田である
遼河油田を擁している。多くの油田、
石油精製工場も多い。
油田都市といえば、河北省唐山市を思い出すが
街は似たような感じで、かなり田舎な町で
まだ外資系のスーパーなど進出はしておりません。
盤錦市の面積は4000㎡と瀋陽市の12000㎡の3分の1程度
人口も700万人の瀋陽と比べて、200万人たらず。。
そんな小ぶりの市場であるのだが、
ここに、天津のカルフールより売れる店があるというので
見に行ってきた。
盤錦市の市場の大半を占める
興隆台区という区があるのだが、
そこに興隆超市という、チェーン店がある。
主に業態は百貨店なのだが。。
この興隆超市は、遼寧省のいたるところに出店しており
その本部が、この盤錦市の興隆台区にある。
その本店の興隆大夏という百貨店の、売上は高く、天津のカルフール
よりも売れている。
百貨店なので、ハイパーマーケットとは業態が異なるにも
かかわらず人がごったがえしておりました。
この興隆超市は盤錦市に4店舗あるのですが
自社の商品はその4店舗のみ納品しており
その4店舗とも、それほど大きな売場では
ないにもかかわらずいい売上をあげているのです。
この興隆超市。。一見いかにも中国の地元のスーパーで
国営ではないにしろ、田舎にでんとかまえて
競争原理がはたらかない、独占のようなイメージで
おりましたが、よくよく売場を見ていて
そういえばなんとなく、中国系のスーパーとは違うような
気がしました。。。
つづく。。。

