先日、青島にいる同期が、ぜひこの本を読んでくださいと
わざわざ私に本を贈ってくれた。
kenさんなら、この本を読んで感じることがいっぱいあるはずだから
読んだあと、一緒に話し合いましょうと、わざわざEMSで送ってくれたのだ。
熱い話である。
実は私も、今の売り方だけで、それほど頭を使うことなく
ただあがっていく売上の上に胡坐をかいていいのか!と毎日考える。
私がいた日本では、究極の競争に入りみるみるさがっていく急カーブを
どのように緩やかにさげるかという、歯をくいしばる市場であった。
頭を使って売っても、小手先だけのものでインパクトのある
動きは示さない。それでも小売の基本に立ち返り、S&QCを追求し
単品管理を行い、積極的な売場展開を行う。そうすることで
少しは売りあげを取り戻すことができる。
しかしこの中国では、高度経済成長時代。
しかければ、おもしろいほど動きを示す。
以前に書いた、ギフトパック販売なんて基本中の基本の
やり方で、ドラスティックな動きを示す。
もっともっと、頭を使って、売っていき
その結果を、皆の成功体験にすることで
仕事をおもしろくして、自社への愛社精神を育んでいきたい。
本の中で
『商品さえよければ』『強い営業力さえあれば』売れるという発想の危険
というところがあって、そこに胡坐をかいてはいけない。と強く思い
『営業の仕事をマーケティングの発想で変えていく』ということ
『統合マーケティング』
営業部は、マーケティングを具現化するところ。
そして何よりもお客様を見る。。。あたりまえすぎることですが
意外にはっとさせられる。
メーカーが直接接するのは、お客様ではなくスーパーや取引先
直接顧客と接するのは、うちの会社では販促員だけ
そうおもったら、すぐに売場にたちたくなり、4月10日に天津のあるスーパーで
私も販促員をやらしてくれとアポをいれました。
青島の同期が、予想したとおり自分の中で大きな課題と目標が
あがってきて、ノート1ページがびっしりうまりました。
おそらく日本にいて、以前の仕事をしていたらこころに響かなかった
本かも知れませんが、
今の私、中国、天津、ブランド力、マネジメント、顧客視点など
すごくきれいにはまりました。
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日本コカコーラ会長
著者:魚谷雅彦
こころを動かすマーケティング
~コカコーラのブランド価値はこうしてつくられる~
最近よくマーケティングとは何だという言葉や考えに
接することがおおくなりました。
北京大学の中畑さんの影響も大きいですが、
実は私自身、マーケティングというものをまったく
わかっておりません。(今でわかりません)
広告とマーケティングはどう違うの、
(広告はマーケティングの一部らしいですが)
とにかく、まだまだやることは、たくさんあります。
学ぶべきことも!
いや!青島の同期が私にわざわざ送付してくれた
わけが読んでわかりました。
アツイ議論が繰り広げられそうです。
ありがとう!いえんでぃさん!
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