昨日の80年代以降生まれの中国若者①から続いて
パート2は、題名は80后(ぱーりんほう)として、続きます。
いろんな代名詞がある、80后(ぱーりんほう)世代ですが
私が本当に興味深く感じるのは、日本人が今まで
考えていた、中国人のイメージを覆すもの。
共産党、人民服、反日、天安門、儒教などなど
硬い古臭いイメージの中国人からは完全に
抜け出した存在。
ある意味、『ちゃらい』若者中国人。
この『ちゃらい』というか、『ちゃらけたと』いうか
いい意味での、『ちゃらい』にいちゃん、ねえちゃん
達の存在が、中国をより身近に感じさせてくれます。
もちろん、そうじゃない人たちもたくさんありますが。
くれぐれもここでは『ちゃらい』=ファッショナブルな、
という感じなイメージですが。
この世代が、もっと成長して30代、40代になった時
もうおもいっきり、中国のイメージは変わるのだなあと
この国に住んでいて感じます。
それから、私の天津での80后(ぱーりんほう)のイメージは
決してネガティブなものではないです。
中国でネガティブに捉えられている、80后(ぱーりんほう)
っていうのは、総じて上海の若者なのじゃないかなあという
イメージがあります。
80后(ぱーりんほう)世代のニックネームに以下こんなのが。。
小皇帝(しゃおふあんでぃん)
:(一人っ子が多く甘やかされた、まるで小さな皇帝のように育つ)
→うちの翔世と同じやね。
月光族(ゆえぐあんず)
:毎月の給料を貯金せず全部使ってしまう人々
→どんな世代でも民族でもいますよね。こういう人。
啃 老族(けんろうず)
:社会人になっても親のすねかじりを続ける人。
→かじれるスネをもっている親が多いのが、最近の中国です。親がすごい。
草苺族(つあおめいず)
:イチゴのように温室で育ちで、プレッシャーに弱い人々
→私の知る範囲ではまだあったことがないし、まだ表面にでてこないだけなのか。
奔奔族(べんべんず)
:社会の大きなストレスを受け、がんばっても報われない人々
→中国では、見えないカーストみたいなものがあって、それを強く感じる人たちは
あきらめがはやい。向上心をみせない。確かにいます。でもまあどこでもいるけど。
参照:『中国新人類・80后が日本経済の救世主になる』
博報堂『80后』研究チーム:原田曜平+余蓮著書
- 中国新人類・八〇后(バーリンホゥ)が日本経済の救世主になる! (洋泉社Biz)/原田 曜平
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まだまだつづく。。
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