80年代以降生まれの中国若者①(旦那ken) | のん気夫婦の中国・天津・大連生活ブログ

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ken(夫)は、中国でのビジネスは中国での出産(天津ローカル病院にて出産)・育児話をメインに♪

中国で一番何かと話題を集める世代のことを

80后(ぱーりんほう)という。


后とは、後という意味で、80年代に生まれたという意味。


現在の年齢で20歳~29歳に当ります。

大学生か若い社会人くらいでしょうか。


なぜ、この世代が、注目を集めるのか。


この80年代以前に生まれた人たちは、改革解放の恩恵を

うけずに、倹約が美徳として育った世代。


そして80年代以降に生まれた人たちは、改革解放後、一人っ子 

政策を受けて、わがまま、自己中心的、反抗的、消費意欲が強い

などネガティブに評される世代であります。


日本で言えば、今のアラフォーと呼ばれる世代、以前のバブル世代

であり、消費意欲が強かった、いつの時代でも話題となる世代だと

言われております。


中国一人っ子政策の落とし子 劣化する新人類“80后”蔓延の深刻

↓↓

http://news.livedoor.com/article/detail/4306427/


↑上記の記事のように、まあネガティブに評されております。


ちなみに、うちの社員も9割が80后(ぱーりんほう)であり

今中国をこれから支えていく最重要世代であります。



最近読んだ本に


『中国新人類・80后が日本経済の救世主になる』

博報堂『80后』研究チーム:原田曜平+余蓮著書


中国新人類・八〇后(バーリンホゥ)が日本経済の救世主になる! (洋泉社Biz)/原田 曜平
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があり、大変面白かった。


たくさんの中国関連本があるなかで

多くは、中国はこんなに大変で、経済成長はどうだ

環境問題はどうだ、会社の立ち上げには

こんな苦労話があったなどの、本が多いなかで


本書は、中国の若者を世代別マーケティングの中での

80后を、分析し

何かとネガティブである要素が多い彼らの

消費力に焦点をあてて、展開されている。


著者は、この世代を4つの性格に分けて分析している。


①月光族(ブランド品などを衝動的に消費する物派)

②洗練族(社会的意義や自分の価値観に会うものなら

 迷わず消費する事派)

③飯族(好きなものを買うために、計画的に消費する物派)

④透明族(将来なりたい自分のために、計画的な消費をする事派)

        

       衝動的

 ②洗練族 ↑  ①月光族

        ↑

事派→→→→→→→→→物派

        ↑

④透明族 ↑   ③飯族

       計画的



図にすると、縦軸を衝動的、計画的

横軸を物を求める派(物派)

事、体験を求める派(事派)

に分かれるとの事。


この図、大変参考になります。

今、妻のaiaiが中国の最大ネットショップ

TAOBAOに自分の店をだしており

その動向など見ていると、中国の若者の


消費動向に大変興味深いものがあります。


一般的に日本人は、中国人はお金持ちと

そうでない人の差が激しくて、


お金持ちはものすごく消費するが、

一般人はあまり消費しないとう印象があるが


今一般の人で、それほどお金持ちでなくても

その消費力には目を見張るものがあると

私は、そばでみていて、肌で感じます。


つづく。。。




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