中国ビジネスネタ!!中国のスーパーとの付き合い方③(by 旦那ken) | のん気夫婦の中国・天津・大連生活ブログ

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ken(夫)は、中国でのビジネスは中国での出産(天津ローカル病院にて出産)・育児話をメインに♪

前回に引き続きパート3!


『スーパー側からの理不尽な要求をされた場合

どのように対処すべきか??』


まずそんな要求が来たら、その要求内容、

即ち、金額相手側の言い分を聞きます。


そしてその内容が今後及ぼしかねない影響を、

短中長期的に分けて考えます。


そして内容が、理不尽でも中長期的に考えて

PAYするならOKを出します。


例えば、、、、、


よくこんなことがあります。


去年まで、ある大型スーパーで、棚卸しによる損失をメーカーに

負担させようと要求があり、私はいつも、突っぱねておりました。


この棚不足は売場の担当者が面子を保つため

彼らはその損失を埋めようとします。


スーパーの本部は、彼らがメーカーに要求していることを知りません。


その要求を突っぱねていれば当然、嫌がらせがあります。

その嫌がらせ微妙な嫌がらせで、

こちらとしてもなかなか打開策が見い出せません。


商品の陳列場所を悪い場所に追いやったり、発注本数を

微妙に減らしたり、販促員に嫌がらせをしたり。


そしてある時、彼らの言い分を呑んだのです。


『棚不足を負担します。


その代わりに、、、


その負担分で棚フェース買う事を相手側に要求してみると、


彼らは快くそれに応じてくれるではないですか!!!


通常を棚フェースを購入する際には、

本部交渉でべらぼうに高い値段をつけられます。


でも現場のスーパー担当者なら、それをうまく都合つける事が可能なのです。

しかも、少量の棚不足の負担のみで。


今まで高い金額払って買っていたが、

少量の不足負担で賄えるのです。

その金額差は3~4倍はあるかと。


結局、このような

裏の抜け道を駆使しながら、仕事をやりやすくする

というのが、『中国ビジネス』ではないかと。


それ以降、そのスーパーのその担当者とは良い関係を築き上げ、

今では天津で二番目に売れる店となりました。


このような理不尽な要求を突っぱね続けていると

絶対に起こりえなかった結果です。


意外に中に飛び込んでみると、『面白いからくり』あるものです。


もちろん、全部が全部そのようにしてしまうと、

相手側から漬け込まれるので、相手を選んで行うことが必要ではあります。


後、注意しなければいけないのは、


この手法をあまり下部の社員にはさせないこと。

なるべく自分が前に出てやること。


時々やるのに意味があり、社内で慢性化させてしまうと、

『商品ブランドの崩壊』にもつながりかねません。


またそのような要求に応じる際には、

必ず社内で筋を通すことが重要。


例えば、、、、、

圧力に屈して不足を負担するのではなく、

あくまで交換条件として、フェースの購入であるということを、

相手側と社内に徹底させる事。


とても重要です。


次に続く。。。



リアルチャイナビジネス日常を

お届けしていければと、思っております。

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