プレミアリーグ第5節
アストン・ヴィラ 2-0 チェルシー
会場:ヴィラ・パーク(バーミンガム/イングランド)
審判:マーク・クラッテンバーグ
得点:47分 ナイト/88分 アグボンラホル
スタメン
◇チェルシー(4-3-3)
GK:ツェフ
DF:ベレッチ、アレックス、テリー、A・コール
MF:エッシェン、マケレレ、ミケル
FW:ライト-フィリップス、ドログバ、マルダ
サブ:クディチーニ、ベン・ハイム、J・コール、ピサロ、カルー
◇アストン・ヴィラ(4-4-2)
GK:カーソン
DF:メルベリ、ナイト、ラウルセン、バウマ
MF:レオ・コーカー、バリー、アグボンラホル、ヤング
FW:L・ムーア、カリュー
交代
56分 ミケル→ピサロ
63分 マケレレ→カルー
63分 ライト-フィリップス→J・コール
79分 カリュー→S・ペトロフ
試合概要
◇前半
右サイド中心にチェルシーが攻める。
しかし、ボール支配するもゴール前でのアイデアに乏しく得点出来ず。
◇後半
後半立ち上がりの47分にCKからナイトがドログバに競り勝ちヘディングシュートを決め先制する。
チェルシーは56分にピサロ、63分にカルーとライト-フィリップスを投入。終盤、エッシェンを守備に残し、アレックスやテリーまでも攻撃参加させてパワープレーを仕掛けるが得点出来ず。
逆に88分、アグボンラホルがダメ押しの2点目を決める。
私見
ベレッチ…クロス精度も高く、タイミング良い攻撃参加を見せた。
アレックス…高さと強さを見せつけた。
テリー…守備を牽引。怪我の影響を見せなかった。
A・コール…運動量はあったが周囲との連携不十分。
マケレレ…今シーズン初出場だったが、安定した守備を見せる。
エッシェン…ゴール前に顔を出すこと少なく、攻撃に変化をつけられなかった。
ライト-フィリップス…スピードを活かした攻撃からのクロス、積極的にシュートを放ったが精度が悪かった。
ドログバ…相手CBに封じられ、十分な働き出来ず。
マルダ…ゴール前に顔を出すことが少なかった。
メモ
今のチェルシーの抱える問題点が顕著に出た試合になりました。
攻撃はドログバ頼みの単調な攻めが多く、守備はセットプレーの弱さを見せてしまいました。
またセットプレーでの攻撃もキッカーが精度を欠き、全く怖さを感じませんでした。
開幕戦、スタメンからドログバが消えた試合でチェルシーは速くて強いグランダーパスと高い連携で相手のディフェンスを切り崩しました。
しかし、ドログバがスタメンに戻ってくると昨シーズンの単調な攻撃に逆戻り。
早くドログバ頼みの戦いから脱却しなければ、長いシーズン苦しい戦いを強いられるかもしれません。