まるやむ短歌日記
Amebaでブログを始めよう!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

寂しき道

幼子と通いし道は懐かしく思い出あふれ寂しき小道

時計草

塙から篠田に茂る時計草まだ花咲かぬこの曙は

魂揺れて

魂揺れてひらひら午(ひる)に酔いながらハナミズキなど眺めいる窓

飛行機雲

SkyHigh飛行機雲を追ひかけてどこまでも飛ぶMyLove MyDream(金子まるやむ)

茜雲

夕暮れに指笛鳴らす茜雲ともよ翔け行け深紅の翼で(金子まるやむ)

捨てられたおもちゃの怨(おん)は重過ぎて回収車だって運びきれなひ(金子まるやむ)

おもちゃの花は

無防備に咲いていましたチューリップおもちゃの花はいつでも満開(金子まるやむ)

日記

お薬と毒の境目あいまいに今朝は静かに日記をしるす(金子まるやむ)

曽根崎心中朽ち果てるまで

眠剤を14時(にじ)に飲みましょ鬼君(おにぎみ)と曽根崎心中朽ち果てるまで(金子まるやむ)

恋は終わりと

ひび割れた唇寒しもう恋は終わりと決めた雪の降る朝(金子まるやむ)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>