まるやむ短歌日記 -2ページ目

影踏み

鬼が泣く木枯らし吹いて鬼が泣くさあさお帰り遊びは終わり(金子まるやむ)

ミニー・マウスは

殉葬のミニー・マウスは火の中で笑っていたはず幸せだったと(金子まるやむ)

せつなくて

眠っている君の心の切なくて離れたくないじっと見ている(金子まるやむ)

悪鬼繚乱

吾の中の悪鬼繚乱暴れ出でことごとしきを破壊する宵(金子まるやむ)

餓鬼供養

腹の中棲む餓鬼供養し奉る夕べの鬼は眠ったでせうか(金子まるやむ)

PC

書く事が御霊鎮めになるらむか日に幾度も立ち上ぐPC(金子まるやむ)

バス

ピコピコとバスは停まりし幾人か降ろしてまた乗せ今走り行く(金子まるやむ)

外より響く

雪の降る今朝は壁さへ薄らひでしわぶきの声外より響く(金子まるやむ)

蝋燭を灯すこの朝魂鎮め鬼はおらぬか鬼はおらぬか(金子まるやむ)

天使の声

雪の降る虚ろに白きこの空の天使の翼翔け抜ける声(金子まるやむ)