愛染恭介のやぶからぼう日記 -90ページ目

この身にスパイス、プレッシャー!

ライヴに来てくださった皆様、

ありがとうございました。

昨日みたいな暑い日は、「俺だったら、近くにでかけるのも億劫だな」てな脱力ぶりだったのですが、

わざわざ足を運んでくれた皆様に、ほんと感謝せずにはいられんのです。

しかも、毎回のように来てくれる方がいるからこそ、

まだ、続けていいぞ、と原動力になっているわけです。

そして、昨日ライブで一緒だった「夢とかいてホシノとよむ」の最高に楽しいメンバーと繋がったのもうれしい。


そんな感謝ともうひとつ、昨日は大きなプレッシャーもあった。

打楽器界の大御所、仙波清彦さんと、バイオリニストのかおりさん、

元ボガンボス(現在長見順さん他多くのバックを務める)ドラマー、岡地曙裕さんが

客席にみえていたことだ。

いや、俺には見えてない。いや、見ないようにした。

もちろん何事が起きているのか自分でも飲み込むのに一晩かかったあり得ない状況だったのだが、

ドラマーである、大西にはこんなプレッシャーはなかったろう。

お客さんが誰であろうと、やることは一緒なのだ。

しかし前日にTVで見た野球の星野仙一監督のインタヴューが甦ってきた。

「信じるしかないんです。こいつが絶対抑えてくれると。中途半端に信じたらあかん。」

「夢とかいてホシノ~」で星野繋がりになるが、昨日は体育会系ノリで

「俺と大西を信じるしかないのだ。俺たちの音楽は最高なのだ!」と鼓舞し、

最後まで乗り切った。おかげさまでなんとか楽しんでいただけたようで。

しかし、人生のスパイスに乾杯。これがないと腐ってしまうからね。


あまりに高い峠を越えた気分の大西と二人、朝まで旨い酒を流し込みました。




Shave The Fish

先日亡くなった赤塚不二夫の娘さんの話によると、

父親はとても常識人で、氏の漫画キャラクターで一番近いのは

目つながりお巡りさん、だそうな。

と~てもうなずける話である。

普段からクレイジーなキャラ(を装ってる?)の人の作品は意外に凡庸だったりするし、

ほんとにサービス精神旺盛な人は、自分がどうであろうと

周りを喜ばすために身を削って、その真面目さゆえに

結果タガがはずれてしまうという、くそまじめタイプの小市民が多いのだろう。

悲しきかな、でもそんな芸人根性に乾杯!


しかし熱帯気候やね!今週木曜日8/7は

荻窪ルースターノースサイドへおいで~!

料理もお酒も充実のお店。暑くて

なーんにも手につかないあなた!

かなり楽しいライブになりそうでっせ。

けずり節をあなたに。

荻窪ルースターノースサイドhttp://www.ogikubo-rooster.com/north/




真夏の夜のライブ!

猛暑到来。

だからという訳ではないけれど、最近アフリカのミュージシャンばかり聞いている。

泥臭い「TINARIWEN」はサハラ砂漠の遊牧民たちの伝統音楽を、バンドサウンドに仕上げている。

洗練されている「ASA」はナイジェリア人の両親を持つフランス生まれで、POPだけれど

ヨルバ族のヨルバ語で歌うオリジナルは素晴らしい。

なんちゅうか、アフリカも広いからいろんな民族や歌があるけれど、日本人に馴染みのある

旋律がたまに聞かれ、やっぱり遠いようで遠くないのかな、はるかむかしおいらたちは

ここからきたのかな、って思わせる。


さてライブのお知らせです!!

今回は仙波清彦&カルガモーズという打楽器集団のひとり、いずみちゃん企画~

「愛染恭介&大西英雄」・「夢とかいてホシノとよむ」のツーマンライブなのだが・・・


まず共通しているこの二組、そのイ~チ!まずベースレス。ベースという要の楽器がいないのよ。

そのニ~!二組のドラマーそれぞれ、カルガモーズに在籍。そこではがっつりドラム&パーカッションを

叩いているのだが、今回はきっと本人達が楽しむため、自由に浮遊することあるよ!

でも、このベースレスっていうのが心地よい緊張感をも生むのよ。ちょっとでも転んだらアウト!っていうね。


8/7(木)荻窪ルースターノースサイド

Open19:00 /Start20:00 \1500+Order

Tel.03-5397-5007

http://www.ogikubo-rooster.com/north/

新曲もやる予定だじょー!