昨日無事に「赤い竜と土の旅人」閉幕致しました。
連日たくさんのお客様に足をお運びいただき、どうもありがとうございました!
一月下旬から稽古が始まり、いろんなことについて下調べをしみんなで情報を共有して、コツコツ創り上げた作品が、みなさまの目に触れられてとても嬉しい気持ちでいっぱいでした。
地下空港さんとの出会いは2014年のミュージカル「SONG OF SOULS」でした。主宰の伊藤靖朗さんが脚本を書いてくださり、いつか一緒にお仕事したい!と思った冬。
そして直後の「ダキニ城の虜」を観劇して、まんまと地下空港の魅力に囚われた冬。
そして今回のオーディションを受けた2015年の秋。ガレさんこと鎹さやかさんも同じ回に受けていらっしゃって、心の中で「ダキニのミドリさんだ!!」と叫んで心拍数がとても上がった秋。
そして出演したい思いが募りすぎてドキドキして眠れなかった夜。
こうして今、あの島国の一員になることができました。
思い返せばこの二ヶ月弱はもても濃密で色鮮やかだったなぁ。
喜び、悲しみ、切なさ、怒り、愛しさ、、、いろんな感情が交錯して、混沌とした毎日でもあったけど、それすらも楽しくて
なにより憧れだった劇団さんの作品に出させていただいてるという事実が嬉しくてしょうがなかったのです。
自分で選んだ道、これが自分を動かす力となっていました。
演出の靖朗さんを始め、素晴らしいスタッフさんとキャストさんに囲まれ
彼らの強い思いに突き動かされ、たくさん刺激を受け、充実した毎日になりました。
共に歩む仲間がいたから、いつも見守って応援してくださるみんながいたから、あの景色に辿り着くことができたんだと思います。
関わってくださった全てのみなさまにありったけのありがとうを。本当に本当にありがとうございました。
そしてリイちゃん。
初めての当て書きであなたに出逢えてよかった。
素直で、力強くて、熱い想いを秘めているあなたにもう一度会いたいな。
今まで本当にありがとう。
少しでもみなさまに、この作品のモチーフになった事柄について考えるきっかけになれていたら幸いです。
逸らさないで向き合うこと。物事の受け止め方は人それぞれ違うこと。誰かのせいにしない、しっかりと捉えるべきことがあること。
熱い想いがぎゅぎゅっと詰まったこの作品を通して、たくさんのことを教えてもらいました。どんなことがあっても前を向いて必死に生きていかなければ。あの町の住人たちのように。
千秋楽に見た眺めと感じた気持ちを心に留めて、これからも努力していきたいと思います。
頑張る糧となりました。今でも心がほっこり、温かいです。
本当にありがとうございました!!!
さぁ、今日からは充電期間だ!インプットするぞー!