世界大会遠征5日目:審査セッションの日② | アイズアカデミー活動日記

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さて、昨日のロボット競技に続いて、今日の審査セッションも無事終わりました。

いつもの世界大会ならこれで”よく頑張ったね”ということになるのですが、

今回はまだまだ本番が続くのです。

 

ランチの時、スマホの動画を覗き込みながら、何やらみんなで考えている様子。

 

実は最終日に「アライアンスチャレンジ」という競技があり、その準備が始まっているのです。

動画はアライアンスの相手チーム、地元シドニーのEmu Roboticsのロボットミッション。

 

2チームのロボットで協力して得点を最大化する競技なので、お互いの戦略を理解して、新しいアライアンスの戦略を立てるのです。

 

午後1:00、Emuさんと打ち合わせが始まりました。

役割分担や順番を決めて、新しいプログラミングやロボットの改造を始めましたが、

最初はこんな感じ↓ なんだか混じり合えない。。。

 

ところが同じ目標を持っているチーム同士です。

だんだんのめり込んでいき、次第に一つのチームのようになってきました。

生徒達の意欲とFLLという素晴らしい機会の成せる技ですね。

2チームで3時間ほど準備をしました。

完全に出来上がっているわけではありませんが、生徒達は手応えをつかんだと思います。

 

今日はそんな一日だったので、どのチームも忙しく、ピットは閑散としています。

甲府市の観光パンフレットやチームの缶バッジなどもまだ残っています。

そこで、通訳をしてくれた、チーム創成期を支えた大先輩が、昔どんな風に世界大会で交流したのかという話をしてくれました。

すると生徒達、パンフレットやバッジを持ってピットを出て行き、勇気を出して声をかけ、たくさんの人と交流しながら配って来たようです。

 

しばらくすると、ついに完売御礼。

生徒達、全部配って来ました!と大喜びで走ってピットに戻って来ました。

 

こうやって自分の殻を破っていった素晴らしい先輩達が大勢いるFIRST FUJISANです。

その先輩達に少しでも近づけたんじゃないかな。

 

 

夜6:00、今日の最後はダンスパーティー!

 

最初は端っこで地味に踊り始めようとした生徒達。

しかし、これも先輩に教えてもらったこと。

「FIRST FUJISANなんだから一番真ん中で踊るんだよ!」って。

 

ほら、緑のユニフォームが世界の輪のまん中に!

こういうのはしばらくコロナで中断されていて、生徒達にとっては初めての経験でしたが、

緊張の続く大会の中でも、頭の中を空っぽにして世界中の友達と盛り上がる時間って、本当に大切だと思います。

 

自然発生的にみんながつながったり、

肩車してさらに楽しんじゃおう!という子供達がいたり(昔のFIRST FUJISANの子達もやってましたね!)

 

最後はみんなで記念撮影!

これぞFLL!

ゆういち先生もいます↑

探してみて!

 

良い一日でした。

明日はもう大会最終日です。

 

 

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