さて、昨日のロボット競技に続いて、今日の審査セッションも無事終わりました。
いつもの世界大会ならこれで”よく頑張ったね”ということになるのですが、
今回はまだまだ本番が続くのです。
ランチの時、スマホの動画を覗き込みながら、何やらみんなで考えている様子。
実は最終日に「アライアンスチャレンジ」という競技があり、その準備が始まっているのです。
動画はアライアンスの相手チーム、地元シドニーのEmu Roboticsのロボットミッション。
2チームのロボットで協力して得点を最大化する競技なので、お互いの戦略を理解して、新しいアライアンスの戦略を立てるのです。
午後1:00、Emuさんと打ち合わせが始まりました。
役割分担や順番を決めて、新しいプログラミングやロボットの改造を始めましたが、
最初はこんな感じ↓ なんだか混じり合えない。。。
ところが同じ目標を持っているチーム同士です。
だんだんのめり込んでいき、次第に一つのチームのようになってきました。
生徒達の意欲とFLLという素晴らしい機会の成せる技ですね。
2チームで3時間ほど準備をしました。
完全に出来上がっているわけではありませんが、生徒達は手応えをつかんだと思います。
今日はそんな一日だったので、どのチームも忙しく、ピットは閑散としています。
甲府市の観光パンフレットやチームの缶バッジなどもまだ残っています。
そこで、通訳をしてくれた、チーム創成期を支えた大先輩が、昔どんな風に世界大会で交流したのかという話をしてくれました。
すると生徒達、パンフレットやバッジを持ってピットを出て行き、勇気を出して声をかけ、たくさんの人と交流しながら配って来たようです。
しばらくすると、ついに完売御礼。
生徒達、全部配って来ました!と大喜びで走ってピットに戻って来ました。
こうやって自分の殻を破っていった素晴らしい先輩達が大勢いるFIRST FUJISANです。
その先輩達に少しでも近づけたんじゃないかな。
夜6:00、今日の最後はダンスパーティー!
最初は端っこで地味に踊り始めようとした生徒達。
しかし、これも先輩に教えてもらったこと。
「FIRST FUJISANなんだから一番真ん中で踊るんだよ!」って。
ほら、緑のユニフォームが世界の輪のまん中に!
こういうのはしばらくコロナで中断されていて、生徒達にとっては初めての経験でしたが、
緊張の続く大会の中でも、頭の中を空っぽにして世界中の友達と盛り上がる時間って、本当に大切だと思います。
自然発生的にみんながつながったり、
肩車してさらに楽しんじゃおう!という子供達がいたり(昔のFIRST FUJISANの子達もやってましたね!)
最後はみんなで記念撮影!
これぞFLL!
ゆういち先生もいます↑
探してみて!
良い一日でした。
明日はもう大会最終日です。