世界大会遠征4日目:ロボット競技の日① | アイズアカデミー活動日記

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山梨甲府・考える力を伸ばす学びの場・アイズアカデミーです。
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ファーストレゴリーグ(FLL)チーム「FIRST FUJISAN」の教室です。
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7月5日(金)

FLLシドニー世界大会2日目となりました。

 

忙しすぎて今日が何日の何曜日なのかまったくわからなくなっている感じです。

 

今日は朝7時半にホテルを出発しました。

会場へ向かう道には緑がいっぱいですが、見たこともないような植物が多く、驚かされます。

シドニーは冬ですが、甲府の冬の寒さと比べるとはるかに暖かくて助かっています。

でも毎日雨が降ります。なんの前触れもなく。天気予報は全く当たりません。

 

チームのピットはこんな風に出来上がっています。

教室の皆さんに書いていただいた日の丸の寄せ書きも飾ってありますよ!

FIRST FUJISANは次世代甲府大使に任命されているので、

甲府市の観光ポスターを飾ったり、甲府市のパンフレットを配ったり、地元のPRもさせていただいています。

 

そして、目の前のピットはオーストラリアのチーム、Project Bucephalusです。

FIRST FUJISANにとって、特別なチームの一つ。

2011年に初めて出場したオランダ世界大会以来、何度も世界大会でご一緒しているチームなのです。プレゼント交換をして、今回も友好を深めました。

素晴らしいチームです。チャンピオン賞を獲るんじゃないかな?

 

さて、FIRST FUJISANのピットは今年も大賑わい。

休む間もなくたくさんのチームがやって来ます。

昨晩のカルチャーナイトは最高だった!とか、一番素敵なピットだね!とか、日本大好き!とか、お褒めの言葉を頂戴しました。

生徒達、特に上級生は、こういうところからスイッチが入っていくんでしょうね。

積極的に交流をしています。この流れがロボット競技につながってくれるといいなぁ。

 

先生は8:15分から9:00頃までコーチミーティングに参加しました。

世界最高のコーチ達が集まるこのミーティング、大好きです。

「大人の関与は最低限に、子供達自身に問題解決をさせよう」といった意見を聞いて、我が意を得たりと思いました。

 

さて、今日はロボット競技本番の日です。

そして、ロボットの調整時間は、10分×2回ということが発表されました。

非常に厳しい条件ですが、昔のFLLは常にそうだったので、得難い経験ができるチャンスだと肯定的に捉えます。

 

10:54、シドニーに来て初めてロボットを動かす練習ラウンドです。

いきなり本番同様に通しでロボットミッションに臨みます。

結果は380点。

1回目の出発、2回目の出発でロボットがオブジェクトに引っかかってしまいました。

ただ、日本を出発する前に大急ぎで修正したところはしっかりできるようになっていたのは収穫です。

 

気分転換に外でランチ。今回は食事のバウチャーが配られて、学内にたくさんあるレストランやテイクアウトのお店で、自由に購入することができます。なかなかいいシステムです。

 

ロボット競技はずっと続いていて、会場は熱気でいっぱい。

日本と違う賑やかな応援、というか勇気づけるとか結束力を高めるような感じは、生徒達も大きな刺激になったはず。

 

午後1:25、本番ラウンド1

フィールドセットアップの影響があったのか、突然ロボットのターンが狂います。

練習でもあまり出したことのない245点。

40位くらいからのスタートとなりました。

 

2:00 練習フィールドでの調整はたった10分です。

ラウンド1での問題点があまりに多かったため、課題を絞り込めず、バタバタと時間が経ってしまいました。ピットに帰って問題点を整理します。

今回の練習フィールドはこんな感じ。1部屋に2チームだけ。椅子もあってゆったり。

いつもの練習フィールドのような緊張感を感じません。それはそれでいいですね。

 

2:38 第2ラウンド。の予定ですが、20分くらい進行が遅れています。

しかしどのチームもその状況に合わせてゆったりしているのがオーストラリア大会らしさかもしれません。

得点は400点。一時は19位まで順位を上げることができました。

 

しかし、上位に入るには足りない得点。

まだ2、3の問題点がありましたが、その中でも重要と思われる一点に絞って練習フィールドに向かいます。真剣な表情で改善案を試しました。

 

そして運命の第3ラウンドです・・・