ニサルガダッタ・マハラジは、一般人からの「世界は苦しみに満ちています。どうすれば苦しみを無くす事が出来るのでしょうか?」というアホみたいな質問にもちゃんと答えている。
その答えは、「どこに苦しみがあるのだろうか。私の見ている世界には苦しみはない。」というものなのだが、これは全く正しい。
なぜなら、世界は完璧であり、誰も皆自分の思い通りの人生を送っているのだから。
この世の苦しみを感じ修行の道に入り、実は苦しみなど無いのだという悟りを得る。
これが一連のプロセスであるのだが、問題は私は誰か?
苦しんでいるのは誰か。
思い通りの人生を送っているのは誰か。
である。
答えに納得せず、なおも食い下がるアホな一般人にマハラジはさらに応える。
「必要な時に、必要な人が現れるのだ。」
解脱したらどうなるのですか?という質問に「あらゆるものがやって来るだろう。」と答えたマハラジのことだから、過去も未来も全てを知っていたのだろう。
さあ、その時に備えて、みんなで修行しよう。(笑)
1日5分、目を閉じて座り、ゆっくりと呼吸する。
まずは、そこからだ。