麻原がマイトレーヤと釈迦牟尼を比較して、なぜ釈迦牟尼のほうが先に解脱したのかについて語っている説法がある。
件の説法の質疑応答において自分がマイトレーヤだと名乗っているので、この説法ではそれが前提での話になっている。
これまたいつの事であるのか定かではないが、こちらは質疑応答ではなく説法なので探せば出てくるだろう。
文書化する場合説法は大体そのまま、そっくりそのままではなく編集が手を加えるが、質疑応答はほとんど削除される。
この比較している説法が見つかれば、当然その前に麻原は自分がマイトレーヤだと語っている事になる。
もしかしたら、この二つはどちらも青山荘での事だったのかもしれない。
で、この説法では成就の順番を決めているのはシヴァ神であるという設定だったと思う。
麻原の説明によると、釈迦牟尼はそれほどでもないが弟子たちのステージが高い。
逆にマイトレーヤは釈迦牟尼よりもステージが高いが弟子たちのレベルが低かった。
つまりこれは、麻原が自分は釈迦牟尼よりも優秀であるのだが、弟子のお前たちはメッチャ出来が悪いのでワシは苦労しているんだぞと言っているわけである。(笑)
で、シヴァ神はマイトレーヤを先に成就させると出来の悪い弟子たちは置いてきぼりになってしまうのだが、釈迦牟尼を成就させるとステージの高い弟子たちも一緒に成就するだろう。
ということで、釈迦牟尼が先になったというわけだが、次にマイトレーヤの順番がいつになるのかの問題が残る。