「滅亡のシナリオ」の話が出たのでこれも書いておこう。
麻原と高弟たちが読んでいたのは、別にこの本だけというわけではない。
他にも何冊かあり、それらの情報を元に麻原はいくつもの説法を組み立てている。
麻原が説いた説法の数は膨大であり、無尽蔵に生み出し続けるのではないかと思えるほどだが、その理由は簡単だ。
まさに麻原は勤勉であり、次々に新しい情報を仕入れては、次々に新しい説法を生み出し続けていたのだ。
で、それらの本の中で特に印象が強かったのが「人類最終兵器プラズナーの正体」である。
この本自体も面白いのだが、麻原はそこに宇宙戦艦ヤマトとガンダムを組み合わせた。(笑)
麻原は一時期、反射衛星砲と恒星反射砲の説法で全国ツアーを行ったが、まるで現代の語り部のように、紙芝居屋のおじさんのように、饒舌な語り口で聴衆を惹きつけた。
懐かしいねえ。