ついでの話 | 法友(とも)へ

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ふと思った事がある。

 

 

メインテーマではないので記憶が曖昧なのだが、坂本弁護士事件で麻原はなぜ中川に塩化カリウムを使うように指示したのだろうか?

 

確か中川は塩化カリウムを使うことに乗り気ではなかったように思うが、この塩化カリウムという情報はどこから来たのだろうか。

 

 

中川からでないのなら、おそらくは村井か遠藤ということになる。

 

遠藤は獣医だから、動物の殺処分に塩化カリウムが使われる事は知っていたと思う。

 

しかし、動物用をそのまま人間に使用する事には抵抗があったのではないだろうか。

 

という事になるとその情報は村井からかなと思うが、麻原はタナトロンの事を知っていたのではないだろうか。

 

確かに、塩化カリウムを静脈注射すれば人は心不全で死に至る。

 

しかし、相手が暴れたら静脈注射は不可能なので、その前段階で動きを止めるためのチオペンタールの投与が必要だ。

 

チオペンタールでは死なないが塩化カリウムでは死ぬ。

 

村井からの情報が不完全な形で麻原に伝わった結果、塩化カリウムを単体で使うという判断になったのではないだろうか。

 

村井からだけではなく、幹部連中からおかしな形で麻原に情報が伝わるのはよくある事だが、これもまた今となっては確かめようがない。