沖ヨガにおいて、ポーズの注意点がいくつかある。
呼吸に合わせて動作を行い、身体の内面に意識を向ける。
という動禅のやり方なのだが、ポーズが終わった後にチェックをする。
ポーズを行うにあたっての前提は、無理をしないことと無駄なことをしないということである。
正しくポーズが行えた場合、身体が気持ち良い、呼吸がゆったりとしている、心が落ち着いている。
そうなるような運動強度で行う。
うんうん唸りながら無理をしてやるものではない。
そこで基準になるのが、限界の7割まで行うという考え方である。
それ以上は無理をしない。
そして、7割を何度も繰り返すことによって、その7割が伸びていく。
その結果、限界も伸びていく。
そういう事になる。
しかし、これはあくまでも初心者の場合であり、上級者はそうではない。
なぜなら、上級者は無駄な緊張をすることなく、無理なく限界までポーズを取ることが出来るからである。
初心者の場合、例えば前屈のように何回かポーズを繰り返し行うのなら、7割までを繰り返した後、最後の1回で限界を探るように深く曲げる。
というやり方になる。