まあ、客観的な検証ということで、ウィキペディアを見ていただこう。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%A4%E5%AD%A6%E6%B4%BE
これを見れば一目瞭然、どこにも真我が落下するなどとは書かれていない。
で、
「真我の落下のプロセスはサーンキャ二元論の基礎なんですが、見てわかりませんか?」
などというアホなコメントをしてくるような奴に、文章読解力がないとか傲慢だとか魔境だとかと言われるなんて。
なんて悲しいんだ!
てか、見てわかりませんか?って、何を見るんだ?(笑)
二元論の二元とは、プルシャとプラクリティの事である。
このブログの読者の皆さんならすでに御存知の通り、プルシャとは観照者としての真我の事である。
サーンキャ二元論では、「精神原理であるプルシャは永遠に変化することのない実体である、とし」とある。
つまり、落下などしないのだ。
プラクリティもまた、このブログの読者なら何度も見たことのある、三グナによって作り出された現象である。
その現象の中に宇宙が誕生し、その宇宙に多くの魂が生まれ落ちてくる。
つまり、ざっくりまとめると、真我から個人の魂が落下してくるのだ。
まあ、これも方便なんだけどね。