サンジャヤ本 ボツリヌス・トキシン編10 | 法友(とも)へ

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この計画は、サリン70トンとは規模がまるで違う。

 

なぜなら、ボツリヌスの毒性は少なくともサリンの数百万倍もある。

 

40トンもの培養液で作られる毒素は、日本人だけでなく人類を根こそぎ絶滅させる程の量である。

 

つまり、サリン事件以前に、幹部たちは麻原が呼吸停止による大量殺人を行うことを知っており、それを容認していたことになる。

 

これは、ケイマを始めとする女性幹部たちも同様である。

 

 

ところが不思議なことに、女性幹部たちは口を揃えて自分たちは麻原に騙されていただけであり、悪いのは全部麻原であると主張している。

 

これはいったいどういう事なのだろうか?

 

タントラインドラーニの件にしても、あのとき麻原がなぜあそこまでタントラインドラーニを叱責するのかが分からなかった。

 

麻原は何の説明もなく、突然名指しで激しい叱責を行い、タントラインドラーニが否定し続けたために、この続きはサティアンでやると言って一旦打ち切りにした。

 

その後麻原は幹部たちとタントラインドラーニを引き連れてサティアンへ戻っていったので、凶行が行われたのはその時なのだろう。

 

 

で、富士山総本部道場の金庫番であるタントラインドラーニには、嘘をついてまで殺されるだけの動機がない。

 

責任者であるケイマが調べればすぐに分かるのだから、タントラインドラーニは嘘をついていないはずだ。

 

となると、現金に手を触れることが出来たのは二人だけ、ケイマとタントラインドラーニだけなのだから、2引く1は1。

 

残った1が答えになるはずだ。

 

 

にもかかわらず、何も記憶がない。

 

他の女性幹部たちも同様である。

 

で、思いついた。

 

これは薬物電気ショックによるものなのではないだろうか。

 

男たちには現実を直視させるという厳しい道。

 

女たちには記憶を消し、無知に落とし込む。

 

これはまさに、麻原の独特の弟子への接し方という気がしてならない。