上海の将棋人工は100万人もいるらしい。
これは中国将棋の話ではなく、日本の将棋の事である。
ビックリだ!
なんでこんな事になっているのかと言うと、小学校で将棋の授業をやっており、成績優秀者には特典があるらしい。
つまり、現代の若い中国人は、中国将棋を知っている上に日本の将棋にも詳しいということになる。
このなんでもかんでも学ぼうとする姿勢には頭が下がる。
逆に考えれば、いったい日本人の内の何人が中国将棋を知っているというのだろうか。
最近の中国の教育レベルの向上は目覚しいものがある。
大学で比較しても、アジアのトップスリーは全て中国であり、日本からは東大がなんとかベストテンに入れるというレベルである。
もちろん、世界ランキングでは東大は上位20位以内にも入れない。
で、そんな中国から、ごくたまに奨励会入りする若者がいる。
結果は、年齢制限でプロになることを諦めて、東大の大学院に進んだらしい。
囲碁の世界においては、世界チャンピオンは中国である。
日本は韓国にすら勝てない。
もしかすると遠い将来、日本は将棋でも中国に勝てなくなるときがやって来るのかもしれない。