シャクティーパットのやり過ぎで具合が悪くなるというのなら話は分かるが、その当時の麻原はとっくの昔にシャクティーパットを終了している。
にもかかわらず具合が悪い理由を、麻原はサマナ達が修行をせず悪さばかりをしているからだと言った。
要するに、麻原のエネルギーが弟子たちに取られて、逆に弟子たちの汚れたエネルギーが麻原に入ってくるという事だ。
なので、これから修行に入るので、修行の邪魔にならないようにグルに意識を向けるな、グルを観想するなという指示が出た。
もちろん、グルヨーガやツァンダリーのような秘儀瞑想も全部禁止、グルを観想することの全面禁止となった。
まあ、こういう事を知らない人も多いかもしれないが。
それで、麻原は富士山総本部道場から出て弟子たちから離れ、血のイニシエーションの時のようにどこかに山荘を借りて修行をするという事になった。
その後、何日か過ぎた頃、サマナたちの間では麻原がどこにいるんだろうな?というような話が出ることがあった。
グルがいなくなって、道場のエネルギーが低下したよね、という声も聞かれた。
なのだが、個人的には何もエネルギーの変化を感じる事は無かった。
そして、サティアンで石井の姿を見た。
道場の裏では、いつもの事なのだが、CBIが測量を始めていた。
う~ん、怪しい。(笑)