オウムはなぜ消滅しないのか⑧ | 法友(とも)へ

法友(とも)へ

ブログの説明を入力します。

p91林康男のいかにもらしいエピソードが載っている。

 

林康男が、他の高学歴の幹部たちのように運に恵まれていたなら、間違いなく後世に名を遺す人物になっていたのではないかと思う。

 

あ、現状でも名前は残ってるか。

 

 

p99の高速道路の話は凄まじい。

 

世の中の大勢の人は、麻原には何の力もなかったと思っているかもしれないが、麻原には間違いなく怪物的な力があったのだ。

 

 

p126からオウムの優れた宗教的視点として出家制度をあげている。

 

この本全体に言えることなのだが、この弁護士さんは単に本を読んで知識を身に付けただけであり、実践経験がまったく無いようだ。

 

素人の悲しさで、オウムについても、仏教についても、ピントがずれたままになってしまっている。

 

 

僕の知る限りでは、出家制度を最初に取り入れたヨーガ団体は沖ヨガである。

 

麻原は沖ヨガについて語った事は無かったように思うが、沖ヨガのシステム・道場の形態などはオウムに酷似している。

 

いや、正しくはオウムが沖ヨガに酷似していると言うべきではあるが。

 

沖ヨガを知るものとしては、オウムの初期の頃の形態はまるで沖ヨガであり、とても懐かしい思いがしたものだ。

 

 

まあ、もしかしたら、沖ヨガとオウム、その両方を知るのは、世界中で僕一人しかいないのかもしれないが。(笑)