今年も妙な企画が持ち上がったらしい。
その名も、電王戦合議制マッチ。
例によって例のごとく、森下と一緒に長い夜を過ごしましょうという話である。(笑)
詳しいルールはまだ決まっていないが、人間対コンピュータの3対3の合議制の対決となる。
人間側の代表はご存知森下で、他2名はまだ決まっていない。
コンピュータは、ponanza、nozomi、大樹の枝。
技巧などという、16位で予選を敗退したような弱いソフトは参加することは出来ない。(笑)
この発想自体は、実は前にもあった。
コンピュータ3台で、お互いに弱点を補いあうというのが、あからの時に試されて効果があることが確認されている。
しかし、人間の場合は、プロ棋士は自分の考えを曲げないので、話がまとまらずかえって弱くなるのではないかという話だった。(笑)
まあ、そこは残りふたりの人選次第となる。
それと、継ぎ盤を使うことに抵抗がない人物を選ぶ必要がある。
コンピュータ側の指し手は自動的に選択される。
3者一致ならもちろん、その手。
2対1なら、2者一致の手。
3者不一致なら、ponanzaの手。
ここでの問題は、ponanza1台とコンピュータ3台では、本当にコンピュータ3台のほうが強いのか、ということである。
ponanzaの指し手が、他の2台が一致した指し手と違った場合、その選択でいいのかどうかということになるが、ドワンゴのことだから事前にチェックはするのだろうと思う。
3台の合議制がponanza1台と対戦してどのくらいの勝率なのか、そのデータは公表されると思う。
普通に考えればコンピュータのほうが強いに決まっているのだが、なにせ森下は前回ツツカナに曲がりなりにも勝っている。
まだまだ人間はやれるのか、それとももうすでに何をやっても歯が立たないほどの差がついてしまったのか。
もうすぐ、その答えが出る。