無間地獄に落ちて苦しむ機動隊を救ったのは、偉大な救済者であった。
その救済者の名は、マハーケイマ正大師。
「もういいですから、入れてあげて下さい。」(笑)
「追い返してください。」
のときと同様に、しれっと言われてしまった。
なんやねん!それ?
今までの苦労は何だったんだろうか?
これって、観念の崩壊ですか?
それとも、マハームドラーですか?
まあ、いつもの事なんだけど、幹部たちは何か勝手な事をやらかして、サマナたちには何の説明もない。
思うにこれは、時間稼ぎだったという事なのだろうと思う。
証拠隠滅は終わった。
シュレッダーにかけたのか、焼却炉で焼いたのか。
何をやったのかは知らないが、もう人間の盾は必要ないという事だ。
その場にいたサマナ全員、
「はあ~~~~~~~~~~~~あ・・・、」
って感じだったのだが、必要ないという事なので人間の盾は解除。
ぞろぞろとサティアンの内部へと入ってくる機動隊。
「やっと分かってくれたか~。」
とか言ってるけど、違うのだよ。(笑)
その後の指示は特になかったので、サティアンの玄関から外に出て、のんびりと外の景色を眺めて、ゆっくりと総本部道場の玄関前まで歩いて来ると、そこにポーシャとチェータナーがいた。
ポーシャは今までどこにいたんだよ、とか思うが、もしポーシャが外にいたら、それはそれで話がややこしくなっていたかもしれない。
まあ、ポーシャ対機動隊の激突、見てみたい気もするが。(笑)