ハチミツがありません③ | 法友(とも)へ

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ドラム缶丸ごとでのハチミツの取り扱いは、一般的な小さな小瓶における観念が通用しない部分がある。



小さな小瓶なら片手でひょいっと掴んで動かすことが出来るのだが、これを何気なくドラム缶で行うと、思わぬ事態が発生する。


まあ、要するに、クレーンを使えば、ひょいっと持ち上げることは、出来るには出来る。


これが、ドラム缶がクレーンの真下にあれば特に問題はないのだが、数メートル離れたところから持ち上げると、振り子のように200数十キロの塊がものすごい勢いで倉庫の中に突っ込んでくる。(笑)


もちろん、小さな小瓶と違って、人力で止めることなど出来るはずもない。


どんがらがっしゃ~ん。


と、倉庫の中にある機械やら、積み上げてある部品やらを、根こそぎなぎ倒してしまう。



また冬場は気温が低いので、ハチミツはガッチガチに固まって出てこない。


なので、温めなければいけないのだが、小さな小瓶と違ってお湯につけるとかは無理である。


そこで仕方なく、いつものようにベルトヒーターを巻き付けて、しばらく放置することになる。


さあ、そろそろ溶けたかなと思って、工具を使ってふたを開けると、中から沸騰したハチミツが噴き出してくる。(笑)


よける間もなく顔面直撃。


カルマが落ちて、嬉しいなあ。嬉しいなあ。


ということになる。



このようにして、サマナたちは日々功徳を積み、カルマを落として、修行を進めるのであった。