麻原には動機がある。
というよりも、麻原の他に動機のある人間がいない。
では、麻原がやったのだろうか?
その答えはノーだ。
オウム事件を見れば分かるように、麻原が直接手を下したことは一度もない。
薬事法違反は麻原がやった事である。
これについて麻原はわざとやったと言っている。
ヴァジラヤーナにおいてカルマ落としはごく当たり前の事である。
自分でやる分には勝手にやってもらって構わないのだが、何も知らない弟子たちを巻き込むのは勘弁してもらいたいものだ。(笑)
麻原のこの発言は、オウムが初めからヴァジラヤーナであったことの裏付けにもなっている。
さて、ここで麻原なら、
「さあ、そろそろ答えが見えて来たねえ。」
と言って、にやっと笑うところだろう。
まとめてみよう。
ダンテスダイジはサマディ死ではない。
解脱者であるダンテスダイジは自殺などしない。
身近にいた弟子たちにも自殺に見えるほどである。
麻原には動機がある。
麻原は直接手を下したりしない。
ここから導かれる結論はただひとつ。
麻原がプロに仕事を依頼した。
ということになる。
科学の世界であれば、この仮説で間違いがないと考えられる事だろうと思う。
ただ、残念な事に、何の証拠もないので、証明することは不可能だ。(笑)