ラマナ マハルシは解脱した後アルナーチャラへ向かう。
古の聖者たちが眠る墓のそばで瞑想するためである。
石室で蓮華座を組み瞑想する。
サマディに入るラマナ マハルシ。
その体を虫や小動物たちが容赦なく食い荒らした。
その傷は生涯消えることはなかったという。
絶対自由・絶対幸福・絶対歓喜のなかに安住するラマナ マハルシ。
そのままであればサマディ死になるところだったのだが、しかし、邪魔が入ってしまう。
帰依者たちが、サマディに入る偉大な成就者の姿を見つけ、現世に引き戻してしまったのだ。
もちろん、その教えを聞くためにである。
同じような事は2600年前にも起こっている。
釈迦牟尼もまた、現世にとどまることになってしまった。
では、ダンテスダイジの場合はどうだったのだろうか?