書式は手に入ったので、カレンダーを見ながらIさんと話をして、事故に会うまでの勤務状況を確認する。
ざっくり言うと、交通事故の損害賠償の損害とは、事故に会わなければ働いて得られていた収入の事である。
死亡事故の場合、死ぬまでに得られる収入という事になるので、その金額は数千万円、場合によっては数億円という事になる。
ところがこれが、ホームレスだと話は違ってくる。
なぜなら、ホームレスは仕事をしておらず、事故に会っても会わなくてもその収入に変化がない。
したがって、その賠償金は0円という事になる。
たとえ死んでも0円である。
Iさんの場合も、仕事をしていた事を証明できなければ、ホームレスと同じく0円となる。
普通の人間なら死んでいたかもしれないほどの事故に会い、毎日松葉杖を突きながら道場に通って来た偉大な修行者をそんな目に合わせるわけにはいかない。
職場に見捨てられ、真理の弁護士に相手にされず、富士山総本部道場にも断られた。
ついでに、なぜかIさんはメッタジにも相談していたらしいが、何の音沙汰もなし。(笑)
それでも、
安心してください。
R師がいますよ!