電王トーナメントは、ponanzaの優勝で幕を閉じた。
え~、知らない人のために説明をしておくと、電王トーナメントがコンピュータ代表を決める戦い。
叡王戦が人間代表を決める戦い。
そして、人間対コンピュータの決戦が電王戦。
まあ、全部専門用語(笑)なので、正しく理解しておく必要がある。
オウムの場合、専門用語を知らずにオウムを語る素人があまりにも多いので、困ったものではある。
という事なのだが、前年までと違って、次の電王戦は5対5の対戦ではない。
1対1での2番勝負なのだが、人間にとって最も嫌な相手になってしまった。
はっきり言って、ponanzaには穴がない。
電王戦の対局ルールが公開されているので見てみたが、去年まであった6か月間のコンピュータの貸し出しがなくなっている。
もちろんスペック制限はあるし、去年と比べてメモリーが半分に減ってはいるのだが、ソフトは間違いなく去年よりも強くなっている。
いやあ、それにしても、ドワンゴはよくやってくれたと思う。
公式戦にすることでプロ棋士に対局料と賞金を払い、コンピュータとガチで戦わせることに成功したのだから。