思わぬ展開に34 | 法友(とも)へ

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エレベーターの中での会話。


トゥー先生は、生物兵器が失敗したのは遠藤が細菌に詳しくなかったからだと思うと言っていたが、ぼくもこれには同意見だ。


なぜそう言えるのかを説明したりしていたのだが、なんだかんだで結局遠藤の悪口になってしまった。(笑)



懇親会の料理は、まあ、そこそこだったが、ハモの天ぷらの梅肉添えは中々いけた。


一人一人自己紹介したのだが、部外者は僕とさかはらあつし達だけ。


まあ、色々とプライベートな話も出たが、ここでさかはらつしの次回作の構想が決まった。


ひろしとあつしのなんちゃらかんちゃらの次は、トゥー先生をモデルにした作品を作る。


2・28事件における銃撃がやはりインパクトが強いので、そこの部分を盛り込んで黒川紀章の同級生の先生が脚本を書く予定。


さかはらあつしは「脚本以上の映画は撮れませんので、よろしくお願いします。」


と頭を下げていた。



プロジェクターを操作していた大学生とも話をしたのだが、彼の人生もなかなか壮絶だった。


母親が新興宗教にはまり一家はバラバラ、父親とも音信不通になり最近までホームレスをやっていたという。


まあ、やっぱ縁がある人が集まってくるのかなと思ったりした。



で、この彼が、アレフとひかりの輪について、あれはどうなんですかと聞いてきたので、軽く答えておいた。


「アレフはオウムです。」


「ひかりの輪はオウムではありません。」


「ただのカルトです。」



説明がざっくりしすぎているが、何も知らない人にはとても分かりやすいと思う。


今回の講演会に集まった人たちも、オウムについて何も知らないと言っていいだろう。


トゥー先生も化学・生物兵器については専門家だが、オウムについてはそのほんの一部を中川から聞いたに過ぎない。



本当はトゥー先生ともっと長く話したかったのだが、次から次へといろんな人がやって来ては話をしたり記念撮影をしたりしていたので、それほど話をすることは出来なかった。


ただ、「中川はあなたの事を知っていますか?」


と聞かれたので、「多分、知っていると思います。」


と答えておいた。



「何か聞きたいことがあればメールするので、メールアドレスを教えて欲しい。」


とのことで、先生のメモ帳にメールアドレスを書いておいた。


まあ、次に中川と面会した後にでも連絡があるかもしれない。



その時のためにというわけでもないが、90年のボツリヌス培養の時のドラム缶発酵槽と巨大プラントの図解をしようかなと考えている。


このブログで言葉では説明したが、やはり図解のほうが分かりやすいだろう。


村井は亡くなり、広瀬と面会は出来ない。


中川も詳しくは知らないので、説明できるのはこの世で僕一人しかいない。


まあ、ぼちぼち取り掛かろうと思う。