3月20日に地下鉄サリン事件が発生。
21日になってようやく警察は自衛隊から防毒マスクの貸し出しを受ける。
そして、1日かけて防毒マスクの使い方の訓練をする。
22日に強制捜査。
前にも書いたけど、どう考えても警察の対応が遅い。
強制捜査を行うには防毒マスクが必要になるが、警察は地下鉄サリン事件が起きるまで何の対応もしていない。
これではまるで、地下鉄サリン事件が起きるのを待っているように見える。
もし日本に自衛隊というものが無かったなら、警察は一体どうやってオウムに立ち向かっていたのだろう?
ここで、トゥー先生から毒ガス分析器の話が出た。
通称CAM。
これがあればその毒ガスがなんであるのかがすぐに分かる。
オウムはロシア製のCAMを持っていた。
にもかかわらず、日本の警察は持っていなかった。
だから強制捜査の時にカナリアを使ったのだが、オウムでさえ持っているものを国家権力が持っていないなどというのは、世界に向けて恥をさらしているようなものだろう。
トゥー先生は、なぜオウムがCAMを持っていることが分かったのかについて、面白いことを言っていた。
それは、
「上祐の後ろに映っていたから。」(笑)
どうやら、上祐がテレビで喋っているところを見たらしく、その時に上祐の後ろにCAMが置いてあるのが見えたらしい。
さすがは専門家。
すぐに分かってしまうようだ。
だけどこれ、このブログを読んでいる皆さんなら、すでにおなじみなんじゃなかろうか。
野田正悟師がビデオで、どうたらこうたら説明してたのがそうだよね。