思わぬ展開に⑥ | 法友(とも)へ

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10分前になったので食堂を出て、会場へと向かう。


案内板があったので見てみると、最新技術が使われていた。(笑)



今までならホワイトボードにマーカーで手書きをするか、プリンターで打ち出したものを貼るかだったものが、驚くべし液晶ディスプレイになっている。


よくもまあ、こんな縦長の物をつくったな、と思って感心してしまった。



なのだが、


講演会のタイトルが「台湾と日本の学術交流、医療分野を中心として」


になっている。(笑)



なんだこれは!?


一応、杜 祖健になっているから、まあ、これで間違いはあるまい。


と、思いつつ、会場のある2階へと階段を登っていく。



入り口受付で記帳。


名札をつけて会場の中へと入る。


案内では定員に達したら締め切りということだったが、思っていた以上に参加者が少ない。



見渡したところ、ほとんどが大学関係者の様に思える。


年配の男性達と、少数の女性。


後はお手伝いの大学生が2名。


一般の参加者はどうやら僕ひとりだけのようだ。(笑)



正面にはプロジェクターが設置され、パソコンからの画像が映し出されている。


3名がけのテーブルが3列になっている。


僕はプロジェクターのすぐ後ろに陣取ることにした。


先ほど食堂にいた学生が、プロジェクターを操作している。


もうひとりの学生はマイクの準備に忙しそうだ。



そのまましばらく待っていると、後ろの方でかなり大きな話し声がした。


僕は前を向いたまま、声だけを聞いていたのだが、声を聞いただけで、あれ?


さかはら あつしか?


と思った。



後ろを振り向くと、どこかで見たような体格の男が、トゥー先生に「地下鉄サリン事件の被害者です。」


と挨拶をしていた。


その側には、お付きの者(らしき男)の姿が。



これで参加者は全員のようだ。


さあ、何はともあれ、役者は揃ったぜ。