これもついでに書いておこう。
和光大学には行った事がある。
今の若い人達は知らないかもしれないが、当時麻原の子供たちに対する迫害は常軌を逸していた。
人間はこれほどまでに残酷になれるものなのだという学びにはなったが、あまりの酷さに悲しくなってきたものだ。
麻原の子供たちは、よくぞ生きていたと思う。
普通の人間なら、とっくの昔に死んでいただろう。
彼女たちは、ただ生きている、それだけで称賛に値する。
しかし、全く修行はしていないようなので、その点は非常に残念である。
麻原にとっても、思惑が外れたという事になるのだろう。
今は昔のそんな時代に、島田教授のブログを見ていたら、和光大学でアーチャリーの入学拒否件に関するシンポジウムだか何だかかあるという記事が載っていた。
そこで「元オウムでも参加できますか?」
とメールで質問したところ、「どうぞ、来てください。」
ということだったので、遠いところまで出かけることにした。
駅を降りてから結構歩く。
てくてくと歩いて、川を渡ってさらに歩いて、坂道を登ってどんどん人里を離れていく。(笑)
途中の道すがらにある民家にはプロパンガスのボンベが置いてあり、「え、東京都内なのに都市ガスが通ってないんだ。」と驚きつつ先へと急ぐ。
で、ようやく校門にまで辿り着いてからが、まだ結構あった。
構内の案内を見ながら、またしてもてくてく歩いて、一番奥の後ろはもう山しかないという場所に会場はあった。