どんな作業であっても、繰り返し行っているうちに段々と慣れてくるものだ。(笑)
うんこをかき回すのも、数回やるうちに要領を掴んできた。
もちろん料理じゃないので、綺麗に裏ごしする必要はない。
ポタージュの中に異物が混入していないかどうかを判断すればいいだけだ。
ここでもうひとつ気が付いたのが、うんこの中にはプルシャはないということだった。(笑)
当たり前っちゃあ、当たり前なのだが。
おしっこと混ざり合ってポタージュ状になっていれば、その中にプルシャがあるかもしれないが、人間の体の中からすぽんと出てきた物の中を割ってみる必要はない。
しかし、まあ、びっくりするほど大きい塊がなかにはある。
大部分はそれほど大きくないのだが、時折でっかいサツマイモのようなのが混じっている。
こんなものが人間の肛門から出てくるんだと思って驚いてしまう。
人体の不思議ってやつだな。
そんなことを考えながらも、段々とスピードアップして、次から次へとうんこをくみ出しては隣の便槽へ放り込んでいく。
もはやマントラの様になってしまった、「うんこになってしまえば美人もブスも皆同じ~。」を唱えながら、目に見えて便槽の中のうんこの量が減ってきているのが確認できた。
1時間を過ぎても、まだプルシャは見つからない。
しかし、便層の中のうんこは最初の量の半分くらいになっている。
さて、もうひと踏ん張りだ。
待っていろプルシャー!
必ず見つけ出してやる!