アーチャリー本を半分ほど読んだので感想を書いておこう。
僕がオウムを離れた後の事については、僕には分からない。
まあ、事実関係について争いがあるというのなら、裁判で決着をつけるしかあるまい。
で、その途中まで読んだ事について、だらだらと書いておこう。(笑)
確かに滑舌は悪かった。
ただ、何を言っているのか分からないということではなく、滑舌は悪いが意味は通じていた。
焼き芋を焼くのを手伝った事がある。
僕が焼いた焼き芋が美味しかったらしく、僕にひとつくれたんだよな。
もちろん、サマナが焼き芋を食べると、破戒になります。(笑)
熊本県警の強制捜査、懐かしいなあ。
僕も機動隊員に5,6回転がされて、全身アザだらけになったのですよ。
その時、遠くからテレビカメラで映されたんだよなあ。
あんな遠くから映るのかと思ったんだけど、僕の勇士はしっかりテレビで放映されたとさ。
宗教服を着ていないと、一般人にはアーチャリーかどうかは分からないだろう。
事件後5,6年経った頃、アーチャリーに会った事がある。
まあ、色々あって警察に事情聴取されましてね、なんだけど、警察の皆さんは目の前にアーチャリーがいる事に、誰も気付いていなかった。(笑)
だけど、僕にはすぐにアーチャリーであることが分かった。
確かに、数年間で見た目がかなり違っていたけれど、エネルギーが同じだったのだ。
元TD師のブログにコメントして、元サマナからお叱りを受けましたけどね、エネルギーは知覚出来るんだから、そうなんだと言うしかないんだよなあ。
和光大学には行った事がある。
あの当時は結構取り上げられていた話題だから、このブログの読者の中にも参加した人がいるかもしれない。
もしかしたらアーチャリーに会えるかなと思ったんだけど、アーチャリー本人は参加していなかった。
まあ、まとめとしては、あの事件の結果、麻原の言った通りになった、そういう事なのだと思う。
麻原は、「私に近ければ近いほど、厳しい修行をさせなければならない。」、そう言っていた。
麻原に、最も近い場所にいたのは、当然の事だが家族である。
世間から酷い目にあうのは、避けようがない。
それが麻原の狙いなのだから。
「たった一人の、本当の意味での成就者。」
麻原はそう言ったが、どうやら今のところは、誕生しそうにはない。